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マルチサイト、マルチベンダー、マルチクラウドのデータの橋渡しをする

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本記事の原文はPeer Software CTOであるDuane Laflotte氏によるものです。
原文を参照したい方は <Bridging the Data Divide in a Multi-site, Multi-vendor and Multi-cloud World> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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Peer SoftwareはNutanix AFSサービスの最大限のパフォーマンスとハイブリットクラウド環境によけるデータのコントロールをお客様が活用できるようにします。

お客様やパートナー様で話している中で、私はストレージデータの独自性、特にかつて無いほどに成長している非構造化データという同じ課題に直面し続けています。

それは新しく高価で非効率的なデータサイロの時代がやってきているように感じます。

過多なストレージプラットホームとクラウドインフラストラクチャーは独自の障壁を作っており、アプリケーションによって作られたものに加えて、データそしてデータセンター、リモート/ブランチオフィスなどにいる人々がいます。

お客様はアプリケーションの最適化やデータワークロード、そしてパフォーマンスに対する満足度、ハイブリッドクラウドアーキテクチャーによる柔軟性を必要としています。

ハイパーコンバージドのリーダーシップを言うことを踏まえ Nutanix社は“徹底的なシンプルさ”というビジョンへ挑戦し続け、最高のAFSの紹介をしながらお客様のご要望にお応えします。

Software Defined Scale-outストレージソリューションのAFSはNetAppやEMC IsilonのようなハードウェアベースのNASソリューションより、伝統的に提供されつづけている急速に増大している非構造化データに対応します。

簡単な管理とスケールアウト機能はもはやVMやパブリッククラウドに限定されたものではないのです。これらは今では統合されたストレージ、コンピュート、ネットワークと近代的なsoftware-definedの利用で力強い革新と新しい機能を早く利用する事ができる仮想化の単一プラットホーム上にあるのです。

“徹底的なシンプルさ”の哲学をデータ管理へ拡大し、Peer Softwareは20年以上にわたり分散されたエンタープライズ環境のニーズをサポートしています。

私たちはお客様へローカル、パブリックまたはプライベートクラウドストレージの継続、共有とデータ保護の最適な選択を提供しています。

私たちはこれを主要なStorage Platformを統合するGlobally-distributed Active-Active fabricを通して実現します。この製品は一つの画面を通して集中管理できる便利性があります。

徹底的なシンプルという共通のビジョンを発展させるために私たちは主力製品であるPeerGFSとAFSの統合を行う共同開発が進められていることを発表できることは喜ばしい事です。
我々のデータ管理の技術をAFSと組み合わせることによりお客様はActive-Activeデータセンターと拠点オフィスのインフラストラクチャを力強くそしてパブリッククラウドの管理性と共に提供できるようになるでしょう、一方でシームレスに新しいデータと既存のデータを統合する事ができます。

合わせて我々はマルチサイト、マルチベンダー、マルチクラウド環境のデータの橋渡しをするのです。
結果としてお客様は最高のパフォーマンスとデータのコントロールをするためのニーズに基づいた最高品質の選択をすることが出来るわけです。

それでどのようにNutanixとの関係性が実際に利益を得ることが出来るのでしょうか?

Active-Active Global File Sharing and Collaboration

地理的に分散されておりオフィス、グラフィックス、CAD、エンジニアリングアプリケーションを利用しているチームはマルチサイトのAFSクラスタ間でリアルタイムによる複製しデータを保持ししているプロジェクトファイルに高速にアクセスする事が出来ます。

分散ファイルロックはサイトのバージョン管理を保証します。

Active-Active Continuous Availability and Load Balancing for VDI

ユーザ、管理者そしてアーキテクトは高いパフォーマンス、ロードバランス、Nutanix , AFS そしてPeerによるVDI基盤の継続的可用性を高く評価するでしょう。

プロファイルとホームディレクトリはVDIインスタンスがユーザーデータへの高速なローカルアクセスが実施できるようにリアルタイムでサイト間を同期します。

Extend the Reach of Nutanix Across Multiple Storage Platforms

PeerとAFSはActive-Active file サービスをWAN越しにdelta-level複製をマルチサイト、マルチベンダーとマルチクラウドのストレージシステム間で実現します。

今日のNutanix,Microsoft,NetApp,Dell EMC,Azure,AWSやその他のような主要ストレージメーカーの相互互換性の強化によりお客様はAFSを展開し、すでにあるインフラストラクチャと共存する事が出来るのです。

.NEXT2018もいよいよとなってきました。

AOS5.6のリリースに合わせてAFSもバージョンが3.0.0.1とアップデートされています。

2018/5/8 - 11 にニューオリンズで開催される.NEXT2018へご参加される方は

展示会にてPeer Software製品をご覧にってはいかがでしょうか。

If you are attending the upcoming Nutanix .NEXT 2018 conference in New Orleans please stop by and join us as we officially launch and showcase our combined solutions. We look forward to building a strong relationship with Nutanix, Nutanix customers and their partner ecosystem.

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX


コピーデータ活用~連載シリーズ CDM製品パイオニアActifio(アクティフィオ)のご紹介!

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こんにちは。本ブログでは、従来のバックアップ製品と異なる視点で新しいソリューションを展開する Copy Data Management (CDM:コピーデータ管理)のパイオニア "Actifio(アクティフィオ)"をご紹介します。

 

Actifio 社は、2009年 米国マサチューセッツ州ボストン郊外で設立され、2012年に日本市場での活動を開始し、「Copy Data Management」の先駆者としてソフトウエアの開発・提供を続けており、既にグローバルで約3000社の企業に Actifio が採用されています。

 

現在、企業のIT環境において、多くの複製データ(コピーデータ)がさまざまな目的で利用されていますが、Actifio のソリューションは、企業内で目的別に利用されているデータコピーのツールやアプリケーションの管理を Actifio に集約し、コピーデータの効率的な管理とデータの利活用を提供します。

 

【これまでのデータ管理】

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上記のように、これまでの運用では、多数のソフトウェア,多数のコピーデータなどのサイロ化や運用の複雑さの課題がありますが、Actifio に置き換えることにより、1つのプラットフォームでデータ統合管理を提供することができ、インフラからアプリケーション開発まで広範囲のITニーズをカバーします。

 

【Actifioで実現する “データ統合管理”】

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【Actifio の基本構成】

Actifio の主要な構成要素である、Actifioソフトウエアが動作するプラットフォーム(アプライアンス)とコピーデータを保存する ストレージ、および Actifio Connector (エージェント) について説明します。

 

Actifio は、2つのアプライアンスが提供されています。Actifio アプライアンスには、VMware vSphere や Microsoft Hyper-V のハイパーバイザやクラウドサービス上で動作可能な仮想アプライアンス  "Actifio SKY"と、Intel アーキテクチャ サーバハードウエアをベースとするハードウエアアプライアン ス "Actifio CDS"が用意されています。

両アプライアンスのソフトウェア機能としての違いは無いため、導入先の環境や使用するネットワー クインタフェースなどの要件に応じて選択します。

 

 【Actifioアプラインスモデル】

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Actifio アプライアンスが使用するストレージは、導入先の環境や要件に合わせてお客様側で準備いただく必要があります。Actifio SKY の場合、ハイパーバ イザが対応するストレージ機種や構成、Actifio CDS については、FibreChannel SAN 接続で検証済のストレージに対応します。

 

Actifio Connector は、サーバにインストールする軽量なエー ジェントソフトウエアで、データの取り込みや利用の際 に OS やミドルウエアと連携し動作します。VMware vSphere や Hyper-V 環境での仮想マシン/仮想ディスク単位のデータ管理を行う場合、Actifio Connector のインストールは必須ではありません。

 

【Actifio の基本動作とアーキテクチャ】

Actifio のコピーデータ管理は、3つの基本動作の要素「Capture(取り込み)」「Manage(管理)」「Use(活用)」で構成されますが、Actifio のアーキテクチャを理解する上で、以下のキーワードが重要となります。

 

  • マウント
  • ネイティブフォーマット
  • 永久増分

 

【Capture(取り込み)】

Actifio のデータ取り込み方法は、従来のバッ クアップソフトウエア製品と大きく異なっています。Actifio のデータ 取り込みは、ステージングディスクと呼ばれる Actifio 内部で作成した論理ボリュームを、Actifio Connector と連携して取り込み対象データを持つサーバがマウントする動作が最初のステップとなります。

 

 【ステージングディスクのデータ取り込み】

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Actifio は外部ストレージのように接続されて、保護対象サーバが iSCSI や FibreChannel といったストレージプロトコルを用いて、Actifio が提供するステージングディスク(適切な形式:ボリューム管理やファイル システムにフォーマット) にデータを書き込み、Actifio 内部の格納プールにデータが取り込まれます。取り込みのコピーが終了した時点で、このステージングディスクは Actifio Connectorを通じてアンマウントされます。

 

2回目以降 のデータ取り込みは、増分(差分)データのみのコピーとなりますが、増分の検出方法については、対象の OS やミドルウエアによって異なりますので、詳細は、下記の「データ差分検出方式」を参照ください。

 

 【Actifio データ増分検出方式】

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VMware vSphere 環境ですが、VADP(VMware API for Data Protection)を用いるため、Actifio Connector のインストールおよびステージングディスクのマウントは不要です。データの取り込み方法は、vCenter Server を介して、ESXi  からネットワークベースで保護対象の仮想マシンを転送することが一般的ですが、Actifio CDS アプライアンスを使用する場合、環境によって、SAN ベースのデータ転送を実施することもできます。差分検出については、VMware vSphere の Change Brock Tracking(CBT)の仕組みを利用しています。

 

 【VMWare vSphere 環境のデータ取り込み】

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【Manage(管理)】

Actifio のデータ管理方法についても、従来のバックアップソフトウエア製品と異なります。前述したステージングディスクを介して取得したデータは、Actifio の内部では、1つのスナップショットのデータ面(イメージ)で保持され、ブロックレベルで差分データを世代管理します。このスナップショットの仕組み自体は、ストレージ製品に搭載されるスナップショット機能に近いもので、任意のスナップショットへのアクセスが容易なため、データの積極的な利用に適した仕組みが提供されています。

 

Actifio のデータ格納先として、Actifio 内部には、データ管理用に2つのストレージプール「Snapshot」と「Dedup」が構成されています。Snapshotプールはデータの積極的な利用に適した領域で、アプリケーションテストの利用やデータリカバリの使用が想定される直近のデータなどが格納されます。

もう1つの Dedup(重複排除)プールは、ブロックレベルの重複排除処理を行うことでデータを効率的に保存が可能な領域で、利用頻度が低い古いデータの格納や長期保管に適しています。一般的なデータ取り込み方式の場合、ステージングディスクを介して取得したデータは、まず Snapshot プールに保存されます。Snapshot プールにデータが取り込まれた後、Actifio の内部で重複排除処理(非同期)を行います。

 

【利用(Use)】

Actifio のデータ利用についての理解は簡単です。Actifio でのデータ利用(参照)は「マウント」という操作により実現します。Actifio 内部で管理しているデータ面(イメージ)を選択し、マウントを処理を行うと、Actifio 内部に該当イメージに対する書き込み可能なスナップショット(仮想コピー)を論理ボリュームとして新しく作成します。その後、マウント先の指定したサーバに対して Actifio Connector を介して、仮想コピーがマウントされます。仮想環境の場合も仮想マシンをマウントする機能が同様に提供されていますが、詳細は、今後の連載で別途ご説明いたします。

 

 【仮想コピーとマウントによるデータ利用】

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Actifio のマウント機能によるデータ利用は、リストアの操作やリストア用のストレージ領域を必要とせずにデータの参照や利用が可能です。このデータの利活用が Actifio の最大の特徴で従来のバックアップ製品と異なる手法で多くのユースケースでコピーデータをすぐに利用することができます。

 

Copy Data Management (CDM:コピーデータ管理)は、まだ国内での認知度は低いですが、”データの利活用”にご興味を持つお客様からお声がけもあり、CDM のソリューションが広まりつつあります。次回、Actifio のさまざまな機能をご紹介していきます。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Edit by :バックアップ製品担当 松村 

 

Nutanix .Next 開催直前!! ニューオリンズ情報

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こんにちは。

普段、この「ネットワールド らぼ」では、当社が取り扱っております様々なメーカーの最新情報をご案内しておりますが、今回は趣向を変えて、来週に迫った Nutanix .Next Conference が開催される米国ニューオリンズに関する情報をお伝えします。

※参加されない方にも、最後に耳よりな情報があります!


まず、ニューオリンズについて触れておきますと、米国南部のルイジアナ州最大の都市であり、場所はこのあたり↓。メキシコ湾と、ミシシッピ川に面している港湾都市として発展したそうです。

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そして、ニューオリンズといえば、ジャズの発祥地としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
また、過去にフランスやスペインの植民地であったこともあり、ジャンバラヤやガンボスープに代表されるクレオール料理やケイジャン料理といった、独特の食文化が育まれているようです。

そんなニューオリンズのお土産として、代表的なものをリサーチしてみましたので、参加される方は、ご家族や同僚の方への参考にしてみてください。

①プラリーン(プラリネ)
ニューオリンズ名物!焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてカラメル化したもので、お土産によさそうです。

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②スパイス
ニューオリンズ定番のケイジャン料理の味の決め手として、外せないスパイス。お土産としても、人気があるようです。

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③カフェデュモンド 関連
ニューオーリンズ名物のコーヒースタンドで、ベニエと呼ばれる生地を油で揚げた、ドーナツのような食べ物が有名だそうです。ベニエの素(パンケーキミックスのようなもの)が店舗で購入できるそうです。

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ここまで、事前にリサーチした情報をまとめさせてもらいましたが、ニューオリンズは、決して治安が良いとは言えないようです。渡航に際しては、気を付けてください。

また。参加される皆様が無事帰国されること、また、.Next がお客様のビジネスにとって、よりよい機会になるよう願っております。

参照:http://www.otoa.com/support/city_detail.php?area=E&country=US&city=MSY&kdde=13

最後に、残念ながら.Next へ参加されず、日本でお留守番の方にも朗報です!!

.Next の Live Streaming の URL が公開されました。日本にいながらにして、.Next の General Session をご覧いただけますので、ご興味ある方は、ぜひこちらからご登録ください。なお、東京とニューオリンズの時差は14時間(*)ですので、聴講される際はご注意ください。

*東京よりニューオリンズが14時間遅れ。

記事担当者: SI技術本部 きたがわ

CitrixとNutanixがHybrid Cloud Citrix ワークスペースを.NEXTへ

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ニューオリンズで開催される.NEXT 2018のブレイクアウトセッションに関するお話です。

CitrixとNutanixのハイブリッドクラウドにご興味のある方は参加されてはいかがでしょうか

本記事の原文はCitrix社のStrategic Alliances のBernie Hannon氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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CitrixとNutanixのアライアンスパートナーでお客様の最も重要な利益の一つはソリューション統合をコミットする事にあります。

2016年にNutanixはAcropolis用のCitrix MCS プラグインを発表し、その後2017年にCitrix XenServerのサポート、2018年にはAcropolis用のPVSプラグインの統合を行いました。

このソリューションはお客様がPrism画面から直接、Citrixを展開し管理することをより簡単にするだけではなく、NutanixとCitrixが共同で開発そしてサポートされたこのソリューションはお客様が安心してCitrix環境をご利用いただけるのです。

Nutanixは最近、Nutanix InstantOn for Citrix Cloudと呼ばれる初のCitrix ワークスペースアプライアンスをお客様に提供することを発表しました。

InstantOn for Citrix Cloud はAOS5.5以降でご利用になれる機能で、Citrixのコンポーネントを事前にインストールして利用するよりもCitrix Cloud Serviceを利用してCitrix環境を管理したいお客様へ対してアクセスを提供するものです。なぜならNutanix Enterprise Cloud softwareは現在Citrix Cloud ReadyなのでCitrix Cloudへの接続がビルドインされているのです

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このことは、たった2時間で完璧な環境を提供するだけでなく、Citrixのコンポーネントの管理と運用の責任をCitrixへ移行するという事が実現できます。

CitrixコントロールプレーンをCloudのCitrix as-a-serviceへ移行し、同時にお客様のアプリケーションやデータはNutanixへ保存するので、客様はCitrix Workspacesのためのハイブリッドクラウドを活用できます。

ニューオリンズで開催される.NEXT 2018 へご参加の方はこちらのセッションで本ブログの内容を聞いてみてはいかがでしょうか?

セッション名:Citrix Cloud and Nutanix InstantON for Citrix Cloud—Hybrid Cloud VDI Made Simple, Fast and Secure,

セッション日:5月9日 午後4:40 ~ 5:10  Great Hall B です


弊社社員も.NEXT2018 ニューオリンズへ参加し最新の情報収集を行ってから皆様へフィードバックセミナーを
通して共有させて頂きます。

是非こちらもご参加頂ければ幸いです。

大阪: 2018.05.25(金) 14:00~17:25
東京:2018.05.29(火) 14:00~17:25


お申し込みはこちらから

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

アプリケーションセントリックセキュリティをニューオリンズで開催される.NEXTで理解しよう

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ニューオリンズで開催される.NEXT 2018のセッションとハンズオンに関するお話です。

マイクロセグメンテーション機能がAOS5.6でGAされました。

アプリケーションセントリックなマイクロセグメンテーションをより深く理解できるハンズオンやセッションが用意されれていますので、深く知りたい方は是非参加されてはいかがでしょうか

本記事の原文はNutanix社のPrincipal Product Marketing ManagerであるMike Wronski氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
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(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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AOS5.6はVMマイクロセグメンテーションと他のVMネットワーク機能を正式対応しました。

これらの機能は既存のITが存在する主な理由に焦点をあて、ビジネスを推進するためのアプリケーションというNutanixの広い戦略の一部なのです。

上記を念頭に、マイクロセグメンテーションの実装は可視化、ポリシーモデル、実行オプションからなる独自のものとなります。

お客様はこのソリューションとドキュメントを読むことができますが、ニューオリンズで開催される.NEXTユーザーカンファレンスに出席しているNutanixのエンジニアやマイクロセグメンテーションの専門家たちお会いする事は機能を深く知るためにも良い事です。

.NEXTに参加されるようでしたら、次のセッション、ハンズオンラボや他の新しい製品情報を学び、製品のデモンストレーション、Nutanixエンジニアとの交流によって、お客様がどのようにしてNutanixがセキュアなエンタープライズアプリケーションを実現するかを理解できます。

こちらは セキュリティとマイクロセグメンテーションのセッションです。フルアジェンダはこちら

  • MICROSEGMENTATION MADE EASY

本セッションは2つあります

5月9日 午後 12:40 - 01:10 (要約)

会場:Hall D1

5月9日 午後 02:25  - 03:15

会場:Hall E1

セキュリティの脅威がより複雑になり、インフラの設計とポリシーの対応が必要とされます。 

VMマイクロセグメンテーションを通じてアプリケーションとユーザ保護を行う一般的な使用例を学んでいきましょう。

Nutanixエンジニアがマイクロセグメンテーションポリシーの作成のためのデザイン上の考慮事項と、どのようにNutanix Flowがアプリケーションの可視化と素早く簡単にNutanix環境へマイクロセグメンテーションを展開するためのポリシー制御のデモを行います。

  • HANDS-ON LAB: NUTANIX MICROSEGMENTATION

5月10日 午前 10:00 ~ 10:50

会場: Room 220-221

すでにPrism Centralが改善し向上からセキュリティ機能が実装された事はご存知ですね

そして、いまお客様はマイクロセグメンテーションを利用できるのです!分散セキュリティファイアーウォールを利用し、ネットワークセキュリティに焦点を当て、そして外部の単体ファイアーウォールよりも素晴らしいセキュリティを提供できる利点の概要について理解できます。

追加のファイアーウォールの必要が無くワークロード中心のアプローチの活用が誤検出を排除するための利用方法、どのようなセキュリティ―ポリシーが管理されUIから確認されるのか、そしてどのようなセキュリティポリシーがデータセンター内で発生し終了するトラフィックの検査を行うのかを理解します。

ハンズオンラボでは

Nutanixのエキスパートたちがお客様の質問に対してすべてお答えします!

この機会をお見逃しなく

  • SAFETY FIRST: NUTANIX SECURITY FROM THEORY TO PRACTICE

5月10日 午前 10:00

会場:Hall E2

多層防御は長い間、情報セキュリティ戦略の鍵となっています。そして私たち全員は真剣に何かしら取り組んでいます。この「平和の心」のセッションに参加しセキュリティ製品に提供される安全な開発ライフサイクル、DISA STIGベースの強化、ネットワークマイクロセグメンテーション、データ暗号化、その他の堅牢なセキュリティ機能の詳細をセキュリティ専門家からお聞きください。

弊社社員も.NEXT2018 ニューオリンズへ参加し最新の情報収集を行ってから皆様へフィードバックセミナーを
通して共有させて頂きます。

是非こちらもご参加頂ければ幸いです。

大阪: 2018.05.25(金) 14:00~17:25
東京:2018.05.29(火) 14:00~17:25


お申し込みはこちらから

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

RubrikでAHVとCloud Protectionを加速する

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RubrikとAHV連携及びニューオリンズで開催される.NEXT 2018のセッションに関するお話です。

RubrikとNutanix、ハイブリッドクラウドのバックアップにご興味のある方は参加されてはいかがでしょうか

本記事の原文はRubrik社の Technical Marketing EngineerであるRebecca Fitzhugh氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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Rubrik のすべての新しい機能と製品の発売はお客様の生活を楽にするためにデザインされています。

Rubrikはハイパーバイザに依存しないソリューションを提供します。

製品がマルチハイパーバイザ、マルチクラウド環境においてシームレスにアプリケーションデータの統合を実現するハイパーバイザに依存しないソリューションを提供します。

シンプルさとスケールを私たちが重点におき、Nutanix AHVのバックアップ&リカバリーのサポートをする最初のプラットホームの一つになれることは喜ばしい事です。

この機能を統合して以降、お客様がこの共同ソリューションとNutanixの上で稼働しているすべてのアプリケーションのエンド・ツー・エンド管理を活用できることを嬉しく思います。

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RubrikとNutanixのアーキテクチャと構成はわかりやすく、強力なものです。

RubrikとNutanixが一緒に協力しNutanix AHV APIを活用しシームレスに実装、そして

お客様にかつてないシンプルさとバックアップパフォーマンスを提供します。

次にRubrikとNutanix AHVを利用する上での主な利点です。

  • Automated Protection & Restore Workflows:

たった一つのポリシーエンジンと通してお客様は数クリックするだけで自動的に登録された仮想インフラストラクチャを保護する事ができます。

いつでも新しい仮想マシンが仮想インフラストラクチャに追加されるとRubrikは自動ディスカバリから即時に最適な保護ポリシーに追加します。

  • Secure Archival:

クラウドアウトはコストを抑え、アーカイブデータをクラウド上で長期間保存するためのRubrikの機能です。

SLAドメインは長期保存のための保護されたデータの保存先をRubrikに指示するアーカイブポリシーを含めることができ、このアーカイブ場所はGoogle Cloud Platorm (GCP) , AWS , Azure またはテープやNASを利用しているオンプレミスになる可能性はあります。

  • Rubrik Core Capabilities:

AHVをご利用のお客様はグローバルサーチ、イレイジャーコーディング、必要に応じたレポートといったRubrikのコア機能を活用いただけます

  • Scale-as-you-go Architecture:

RubrikとNutanixはスケール出来ることを前提に作られています。

従来のプラットホームの複雑さを排除しすべてのビジネスが容易にに成長できるためのシンプルなソリューションを提供するためにウェブスケールアーキテクチャを使っています。

Rubrikはハイブリットクラウドエンタープライズのための完全なデータ管理ソリューションのために作られました、だから、NutanixがストラテジックパートナーシップをGCPと結んだ事を発表したときに非常に感激したのです。

Rubrikはglobal predictive search機能を利用しクラウド内にあるデータの長期保管を実現しています。

今やNutanixのお客様は私たちのプラットホームを活用し簡単にアプリケーションデータとクラウドサービスを簡単に配信できるのです。

ハイブリッド性を取り入れるインフラストラクチャの増加により自動展開とライフサイクル管理が最重要となり、RubrikはUIのすべてのアクションをRubrik APIを呼び出すAPIを一番にしたアーキテクチャです。

この潜在的の開放はAPIの実行でオンプレミスからパブリッククラウドを超えるあらゆるソリューションが統合する可能性を広げ、加えてRubrik クラウドデータ管理は一つのタスク内で自動的にワークフローの展開、保護を行うのです。

RubrikとNutanix AHVの統合はお客様のビジネス要求に対応しながらシンプルさに重点を置き拡張していきます。

どんなhypervisorをご利用になるとしてもRubrikはシンプルで強力なデータ保護をお客様のNutanix環境に提供します。

ニューオリンズで開催させるセッションでもっと深いお話をお届けまます。

こちらからセッションを参照ください。

5月9日 午後 04:40 - 05:10  

場所:Hall E1 

スピーカーは本ブログの方となりますので、ご興味のある方はご参加されてはいかがでしょうか

弊社社員も.NEXT2018 ニューオリンズへ参加し最新の情報収集を行ってから皆様へフィードバックセミナーを
通して共有させて頂きます。

是非こちらもご参加頂ければ幸いです。

大阪: 2018.05.25(金) 14:00~17:25
東京:2018.05.29(火) 14:00~17:25


お申し込みはこちらから

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

Back to the Edge

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今週は.NEXTもありますので、毎週水曜日の更新ではなく順次情報をアップデートしていきます。

.NEXT ニューオリンズがいよいよですね

ここではIoT、AI、Edgeコンピューティングについて過去から現在、今後について書かれている記事になります。

今後のNutanix社が考えるEdgeコンピューティングの重要性がよく伝わる内容となっていますので

こちらを元に参加されている方はいろいろな話を聞いては如何でしょうか

本記事の原文はSenior Staff Solutions ArchitectであるRichard Arsenian氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
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Backtotheedagerev1

OK タイムサーキット..... フレックスキャパシター..... フレキシングエンジン..... ごー!

この一連のお話はIoTで最も盛り上がっているトピックの一つであるEdgeコンピューティングをカバーする内容です。 どうぞ”Back to the Edge”の旅の話をお楽しみください。

エッジにもどってみると多くの疑問や不確実性が生じ、シリコンバレーの大手技術会社からくるこの行き過ぎた広告が単にエッジを再構築しようとしていると感じるかもしれません。

しかしエッジコンピューティングの劇的な変化はすでに目の前で起こっていて、すべてビッグデータに関するものです。

かつてないほど、私たちは世界のすべての自分たちの周りのデータを集めていて、それは私たちの日常習慣であったり、人格を形成している機械であったりです。

このような優れた機械は、運転、飛行、そして地球のまわりを移動することに対して責任をもっており、彼らはまた個々の新しいコンテキストのデータセンターの現れです

例えば空の無人機のデータセンター、自動運転を行うデータセンターかもしれません。

そうです、だから私たちはエッジにもどって何がクラウドに起こっているか見てみましょう。

これを理解するために、まず何が起こってきたのかを理解する必要がありますね

マーティン:ブラン博士!信じるわけないだろうけど、1995年へ行くよ

ブラウン博士:信じるわけないだろ!

-Back to the Future Part2より -

The Mainframe

1950年代から1960年代にかけてメインフレームは大規模スケールコンピューティングへの集中アプローチの象徴であり、これによってプロセス、データストレージアプリケーションやサービスは大規模キャビネットの中で集中的にホストされてきました。

ユーザーは今日のシンクライアントと異なり、ターミナルを利用しこれらのメインフレームに接続し利用していました。

この期間、私たちは人と機械の関係です。

ユーザーは手動でデータを作成しターミナルを利用して保存してから必要に応じてクエリを実行します。

しかし巨大なメインフレームは物理的にも大きく、非常に効果な上、ユーザーが求めるほど強力なものではありませんでした。

Mainframeイメージ元: Lawrence Livermore National Laboratory, via Wikimedia Commons

PCs and Distributed Computing

1990年代では分散されたコンピューティングがワークロート間でタスクとサービスに分類しクライアントサーバー関係をもつ企業内の新しいアーキテクチャーとして登場しました。

このアーキテクチャーは小さなサーバー(x86)からなる集まりでメインフレームよりも多くのCPU、RAMとストレージを提供しました。この人気、効率、経済性のおかげで、1980年代はサーバからネットワークを介してサービスとリソースを要求するクライアントデバイスの機能としてPCの人気が高まりましたが、これらのシステムを組織間で拡張する事は非常に高価なものでした。

Back to a Centralized Model: Cloud Computing and the Mobile Era

2000年代に普及したクラウドコンピューティングの劇的な変化は 特定のプラットホーム(CRM,ソーシャルネットワーキング、コラボレーションなど)の利用と増加の一途である“だれでも、いつでもどこからでも、どんなデバイスからも接続できる”という要望に革命をもたらしまし、この時代はモバイルデバイス(携帯電話、タブレット、ノートパソコン)の成熟とブロードバンド技術によける革命がありインターネットはついに最高潮に達し私たちのデータサイズは毎分ゼタバイトと再び増えていくことになり、データは増え続けることになります。

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The Internet of Things (IoT)

近年、IoT関連の普及が増えるとともにインターネットはユーザーが作成したデータからリアルワールド、機械によって作成されたBigDataへ発展しているのです。

IoTはすべてのデバイス(家具、サーモスタット、ウェアラブルデバイス)、オブジェクト、機械、人々、動物でさえもインターネットにつながり、彼らが提供するデータからインテリジェントな意思決定、改善、行動パターンの洞察が行えるのです。

これは機会と機械のIPネットワーク、非構造データを介した数十億ものセンサーから提供された情報、自動化と制御によるコミュニケーションです。

結果、合理化された組込みシステムはネットワークのエッジでデータを取り込み、新しいメインフレームモデルを採用している集中化クラウドにデータの解析処理をするために複製するのです。

それでは現在に戻る時間です

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Intelligent Edge Computing

ネットワークエッジはより洗練されたものとなり、リアルデータ処理と意思決定の要件が拡大するにつれ(無人自動車、アビオニクス、またそのようなアプリケーション)、集中化クラウドコンピューティングの配信モデルは日々古くなってきます。

なぜならネットワークの遅延と接続性に制限があり、センサーとアクチュレーターは膨大なデータを生成するからです。

パブリッククラウドにある数百万のサーバに対して、今日エッジではビジネスIoTとウェアラブルデバイス、私たちが長年にわたって愛用してきた持ち歩くデバイスなどを含め数十億にもなります。

主なソーシャルメディアのサイトでは一日にデータが数百テラバイトにもなりますが航空宇宙産業だけでこのソーシャルメディアだけでなく、消費者業界全体をすぐに越える可能性があります。

比較という事で、最近パリの航空ショーでボンバルディア社はC シリーズジェットライナーを展示しました。これらのエンジンには毎秒10GBを生成する優れたセンサーが5000個搭載されており、12時間の飛行では844TBものデータが生成されるのです。

この7,000GTFエンジンが注文されると噂がでるとプラット・アンド・ホイットニー社はすべてのセンサーが出てると一度にゼタバイトのデータがダウンロードされる可能性があるわけです。

Requirements for real-time processing, analytics, and AI are here.

これからは私たちは、洗練されてインテリジェントに自律的に動き、意思決定と人類のアシストをとして周りの環境を学ぶペルソナを作成する機器に出会えることを期待できるのです。

人間の知性と知力はこれらのシリコンの中に人間の脳の人工ニューラルネットワークとして複製され人工知能技術を活用し人のように振る舞い、推測し活動するようにトレーニングされたこれらの機械に融合されていきます。

典型のコンピュータプログラミングの中で,私たちは論理式と”IF,THEN,ELSE,WHILE,DO”などの問題を解決する為のステートメントになれていますが、IoT産業のアプリケーションでは私たちが必要とする意思決定機能モデルの要求にプログラムを書くことが出来ないか、書き方を知らない場合がほとんどで、仮にもしプログラムを書き始めたとしてもそれは非常に複雑で正しく書くには不可能に近くトラブル回避が非常に難しいです。

Brain

イメージ元: BruceBlaus, Blausen 0657 MultipolarNeuron, CC BY 3.0

AIは人の脳が最も強力なコンピューティングエンジンと知られている生物学的ニューラルネットワークの概念に基づいて作られていります。

私たちの脳は数兆もの相互接続された神経細胞と軸索が含まれています。

神経細胞は私たちの感覚、心理状態または外部刺激からの情報を取得するのでお互いに情報を渡します。

これらの電気インパルスはすぐにここから神経細胞ネットワークと通して脳に行き実行するか、単に無視するかを決定します。

人間の脳にあるニューラルネットワークとは対照的に、ANNには大きなユニットとよばれる大きな人工ニューロンが含まれます。

これらユニットは入力層、隠れ層、出力層から成り立っています。

  • Input layer:

    これらのユニット(人工ニューロン)を含み外部の世界から情報の受け取りを行う

    ANNはこれらを入力し処理に必要な情報を取得するために利用します

  • Hidden layer:

    インプット層とアウトプット層の間に存在しており、すべての入力ノードと出力層に接続し入力を意味のある出力に変換します。

    ディープランニングモデルの中でしばしばみられるため、これらは複数の隠れ層がある可能性があります

  • Output layer: 隠れ層より送られた情報を利用して出力層は予測、または分類が行える。

現在開発されているたくさんあるAIアプリケーションの中の一つの機械学習では機械が一つのデータセットシリーズに遭遇した場合、機械がデータをもとに学び、考え、行動するアイディアを表現できるのです。

  • Supervised learning:

    一連の入力(x)と出力(y)、アルゴリズムまたはマッピングと関連性を決定するためと利用するものと同じような変数を提供します

  • Unsupervised learning:

    モデリング技術を活用し入力データと出力からのみなるデータの基礎構造を理解します。

  • Semisupervised learning:

    データセットがいくつかの入力データ(例えば,SNS内で分類された友人、家族、同僚または定義されていない他のグループ)の出力しか含まれない場合に動作します。

    この技術は予測するSupervisedラーニングとデータセットの学習と発見のunsupervisedラーニングの組み合わせによるものです。

複雑な自立システムとIoTアプリケーションは人間の活動を安全にするためのミッションクリティカルなものになっています。

1/100秒以内に反応し行動する事は非常に重要で、最適化されたハードウェアとプラットホームではこのこのレベルの応答を行う事しか達成できません。

ここ最近の例ですが、テスラ社がNVIDIA Drive PX プラットホームをベースに開発した自動運転システムがあります。

それは150個のMackBook Proに相当しAIとディープラーニング、320兆ものディープラーニング操作を毎秒行えるように最適されています。

Photoイメージ元: NVIDIA Taiwan, NVIDIA Drive PX, Computex Taipei 20150601, CC BY 2.0

この自動運転する車がもし運転中に障害物あったらどのようにふるまうか考えてみましょう。止まるか、左か右へ迂回するか、他の行動を起こす決定をしなければ行けません。

いかなるリアルタイムな意思決定するために車はまずカメラセンサーからイメージを機械学習や状況認識と行うクラウドでデータを送信しなくてはいけません。

それからの情報はクラウドから情報が戻り車に最適な指示をします。

2イメージ元: Ian Maddox , Tesla Autopilot Engaged in Model X, CC BY-SA 4.0

それでは遅すぎます。

まさにそれがエッジにこれら洗練された機械、産業用アプリケーションを戻す理由なのです。いま分散モデルと統合されています。

反復集計と複数のインテリジェントデバイスでクラスタを構築、データ処理と瞬時に行動を判断、他のデバイスに何か起こる前に情報を伝えることが出来るようになるでしょう

たとえば、この状況 、自動運転の車のグループが数マイル前に障害を検知し事前に他の自動運転の車にスピードを落とすように警告するとしたら、道路の安全性は向上しませんか?

3

エッジデバイスは機械学習やAIモデルまた、ペルソナの開発の為だけでなく、取得した結果をインテリジェンスに他のデバイスにリアルタイムに共有する。このことがANN群の星座になるのです。

エッジからのフィードバックを元に、エッジにデータを配布する前にクラウド上でこれらのモデルについて改善する事ができるようになります。

Fusing the edge and the cloud

Cloud2

エッジによる制約と要求によりパフォーマンスを越え敏捷性を指示します。

それは一つのデバイスでは企業データセンターのコンピューターのパワーとストレージを包括できないからです。

インテリジェントにエッジデバイスのクラスタ構成が求められますが、それよりも重要な事は何か?

  • Provide local execution:

    スピードとエッジのボリュームでデータを取り込む

    これはクラウドやモバイルネットワークを越えることではないのです。

  • Provide contextual awareness:

    ユーザーの近く周りやセンサーからよりよい決定をするためのロケーションベースの技術のような相関的に豊かなユーザー固有のデータ

  • Provide situational awareness:

    環境、私たちの周りで何が起こっているのかというようなリアルタイム状況データに接続する

  • Process and execute predictive analytics and machine learning models:

    ニューラルネットワークモデルを利用した脅威や機会の予測

  • Act based on prescriptive analytics:

    自動的に作成される規則とコアデータセンター、他のエッジから学習した適応プロセスを利用した最適な行動をとる

このようなインテリジェントエッジでクラウドは長期データ保存の倉庫となります。

同じようにAIと機械学習を利用したより深い解析が出来るようにもなります。

エッジグループからデータを集約する事はデータパターン、トレンドをより理解しクラウドベースのポリシーオーケストレーションエンジンが新しいものへの感知、推理、行動のためにエッジデバイスへ更新するのです。

明日はキーノート関連の更新も現地メンバーよりブログにアップデート予定です

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Nutanix .NEXT 2018 ニューオリンズ 速報 その1 ~AIXサポートの追加~

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皆様こんにちは。

米国のニューオリンズで開催されているNutanix社の年次イベントである.NEXT CONFERENCEに参加しています。本日からKeynote&Breakout Sessionが始まったのでKeynoteの内容を中心に速報でお伝えしていきたいと思います。

まだKeynote前ですが早速1つIBMさんから発表がありましたのでご紹介します。
従来からIBMさんは非x86サーバ上で動作する唯一のPowerプロセッサ対応のAOSベースのHCI(CS821,CS822)を提供してきましたが、そのPowerプロセッサ対応のAHV上でAIXの動作がサポートされることが発表されました。どのような内容なのかみていきましょう。

「IBM AIX enabled for IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix 」

https://www-01.ibm.com/common/ssi/rep_ca/6/877/ENUSZP18-0266/ENUSZP18-0266.PDF

■IBM CS821,822シリーズのAIXサポートの追加とは?

 従来のCS821,822シリーズはPowerプロセッサに対応したAOSの独自バージョンでサポートされており、x86版のAOSが複数のハイパーバイザーに対応しているのとは異なり、AHV専用で提供されています。そしてAHV上でサポートされるOSはPowerプロセッサに対応した以下に限定されていました。

  • CentOS 7.2 64-bit, big-endian and little-endian (BE and LE)
  • CentOS 7.3 64-bit (BE and LE)
  • Ubuntu 14.04, 16.04. 17.04 64-bit LE
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.1 / 7.2 / 7.3 / 7.4 (LE)
  • SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11SP4 and 12SP3

 そこに今回のアップデートによりUnixベースのAIXのサポートが追加されたことになります。AIXのサポート自体は依然よりロードマップとして公言されていたため真新しさこそありませんが、従来のPowerプロセッサ上の資産を統合という意味で選択肢が広がるのは間違いありません。

■発表の内容について

 実際の発表資料によるとAIXがサポートされるシステム要件は以下のような内容になっています。
ハードウェアとしては現状リリースされているCS821,822をサポートしていますし、AOS 5.2.1も既にリリースされています。

  • The initial AIX support will be with IBM POWER8(R) technology-based CS821
    (8005-12N) and CS822 (8005-22N) nodes.
  • Acropolis Operating System (AOS) 5.2.1 and Acropolis Hypervisor (AHV)
    20170331.74.
  • AIX 7.2 with the 7200-02 Technology Level with Service Pack 7200-02-02-1810
    and APAR IJ05283, or later.

サポートされるAIXのバージョンは「AIX 7.2 TL 2 SP2以降」となるようで、ほぼ最新版というバージョンで動作をさせる必要があるようですね。残念ながら古いAIX環境を変更せずに移行することはできません。あくまでも新しいAIXを導入して、そのAIXに対してアプリケーションだったり、データを移行してくださいということですね。

■その他の発表について

というわけでまだKeynoteも始まっていないのに、既にIBMさんからNutanixに関わるアップデートが発表されたので紹介しました。本日以降、「GCPとの協業によるXI Service」だったり、「買収したMinjar,NetSilがどのように統合されていくのか?」などがきっと発表されるものと考えていますが、随時内容をまとめて紹介していきたいと思います。

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■実機を使った評価・検証のご案内

また弊社ではIBM CS821,822の評価・検証をしてみたいお客様のためにすぐに仮想デスクトップ経由で使える環境をお貸出ししております。ご興味のある方はご連絡ください。

記事担当者 : SI技術本部 くどう @Nutanix_NTNX


AFSで監査ログを取得してみる

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NutanixのAFS3.0以降ではAPIより設定を行うことで監査ログをSyslogへ送ることが

出来るようになっています。

ここでは具体的な設定方法について記載していきます。

  • 今回のテスト環境
AOS  バージョン5.6
Hypervisor AHV20170830.115
AFS  バージョン3.0.0.1

[AFSとSyslogの関連]

AFSとSyslogの関連は下図の通りとなっており、共有フォルダに対して設定を行っていきます。

この際に送信先のSyslog Serverをpartner_server, 共有フォルダをmount_targetと呼びます。

この二つを結び付けてSyslogに関する設定を実施していきます。

Photo

大まかな設定の流れは次の通りです。

  1. 設定を行いたいAFSのUUIDと仮想IPをCVMから確認する
  2. AFSに対してAPIの操作が実施できるユーザーを作成する
  3. WebブラウザよりAPIのパスにアクセスしSyslog Serverの設定を行う
  4. ポリシーの作成

となります

それでは順を追ってみていきましょう

1, 設定を行いたいAFSのUUIDと仮想IPをCVMから確認する

本確認を行うにはCVMへsshでログインしncliコマンドを利用して確認します。

コマンド: CVM$ ncli fs list 

実行結果でAFSのuuidと[3]でブラウザ経由でアクセスする仮想IPを取得しておきます。

Fsvmip_2

2, AFSに対してAPIの操作が実施できるユーザーを作成する

そのままCVMよりAPI経由で操作を行えるユーザーをコマンドラインで作成します。

ここではユーザー、パスワードはafsとしています。

設定するコマンドは次の通りです。

ncli fs add-user  uuid=<fs_uuid> user=<username>  password=<password>

今回はAFSのUUIDが96ecf77a-6972-4773-90b5-3edbb61b6b94に対して実施するため次の通りとなります。

ncli fs add-user uuid=96ecf77a-6972-4773-90b5-3edbb61b6b94 user=afs password=afs

これで事前の準備が整いましたので実際の操作を実施していきます。

3,WebブラウザよりAPIのパスにアクセスしSyslog Serverの設定を行う

Webブラウザより

https://<FSVM_IP>:9440/api/nutanix/v3/api_explorer/index.html 

を入力しアクセスします。(FSVM_IPは [1]でメモしている仮想IPです)

そしてユーザー名、パスワードに作成したユーザー(ここではafs)を入力してExploreを実行します。

Web

Partner_Server(Syslog)を登録する

Nutanix Intentful APIの中にある [POST] /partner_servers を展開してBodyにpartner_serverの情報を入力し、下側のTry it out! をクリックして反映させます。

Partner_server1

Body部分にPartner_serverの設定を入力後にTry it out!で反映します。

Partner_server3

実際の設定では必須項目とServerのIP、Portを設定します。

ここで注意が必要なのはSyslogへ送信できるのはTCPのみとなりますので、サーバ側でTCPで受けれるように設定を行っておく必要がります。

その他必要な項目と設定例は次の通りです。

Partner_server2

Partner_Serverのuuidを取得する

設定後はポリシー作成時に利用するpartner_serverのuuidを取得しておきます。

取得は [ POST ] /partner_server/listを展開しget_entities_request{}を入力してTry it out! を実行すると取得できます。

Partner_server_uuid

実行すると Response Body より登録したSyslog Serverのuuidが確認できるのでメモします。

Partner_server_uuid2

mount_targetのuuidを取得する

partner_serverのuuidの取得が完了したら次に設定を行いたい共有のuuidを取得します。

取得は[POST] /mount_targets/listget_entities_request{}を入力しTry it out!を実行して確認できます。

Mount_target_uuid1

実行後に設定を反映したいシェア名のuuidをメモします。

Mount_target_uuid2_2

今回はCIFSという名前で作成されている共有に対して監査の設定を実施するため、CIFSのuuidを取得します。

これで事前準備が整いましたので、ポリシーを作成ます。

ポリシーは partner_server と mount_targetの組み合わせでの作成となります。

ポリシーの概念は次の図の通りとなります。

Photo_2

4,ポリシーの作成

実施のポリシーの作成は [POST] /notification_policiesBody内に設定します。

今回の例ではCIFSという共有に対して監査を行いSyslogへログを送信するという内容となります。

設定後は恒例の Try it out! で反映させます。

Audit

設定の内容は次の内容となります。

Audit_2

以上で設定が完了です

ファイルの操作とSyslogに出される内容は次の通りです。

【ファイル削除時】

Remore

【ファイル作成、編集時】

Create

以上となります。

AFSをご利用のお客様は3.0へ更新する事で簡単にCIFS共有に対するファイル監査をSyslogへ転送する事が可能となりました。

検討されている方は一度お試し頂ければと思います。

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Citrix Synergy 2018 速報

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こんにちは、ネットワールドの海野です。

現在、米国カルフォルニア州のアナハイムではシトリックスによるイベント、

Citrix Synergy 2018が開催されております。

シトリックス社によると、約5000人の参加者が来場しており、

我々ネットワールドからも4名のメンバーが参加しています。

以前からシトリックスは「THE FUTURE OF WORK」をテーマとしていますが、

統合された製品ポートフォリオとして、今後の製品名の変更が情報解禁となりました。

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これが 変更前 の製品名と 変更後 の製品名です。

  • XenApp → Citrix Virtual Apps
  • XenDesktop → Citrix Virtual Desktop
  • XenServer → Citrix Hypervisor
  • NetScaler ADC → Citrix ADC
  • XenMobile → Citrix Endpoint Management
  • ShareFile → Citrix Contents Collaboration

というわけで、今回のCitrix Synergy 2018で発表された製品名ですが、

ここ10年程慣れ親しんでいただいた Xen というブランドから一新されることとなりました。

引き続きネットワールドではシトリックス製品の最新情報をキャッチアップし

お届けしてまいりますので、みなさまぜひご注目ください!

記事担当者 : SI技術本部 海野  (うんの わたる)

Nutanix .NEXT 2018 ニューオリンズ 速報 その2 ~Day1まとめ~

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今日から米国のニューオリンズで開催されているNutanix .NEXT CONFERENCEでKeynoteが始まりました。初日は朝と夕方の2回に分けてKeynoteがあり、以下のような新しい発表がありました。

■Nutanix Beamの発表

Nutanix社が今年買収したMinjar社のBotmetricと呼ばれる製品をNutanixブランドとして「Nutanix Beam」が発表されました。Nutanix Beamはマルチクラウドで構成されるエンタープライズクラウドの管理を支援する製品としてNutanix社として初めてSaaSサービスとして提供されるようです。

Nutanix Beamは以下のようなPrismライクな画面を通じて、現在のところ2大パブリッククラウドである、AWSとAzureの管理を行うことができます。それらのパブリッククラウド上のインベントリ情報から、自動的に「コストガバナンス」「セキュリティコンプライアンス」の分析・レポートを行うことができます。

Image_63

Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix、新しいSaaSサービス「Nutanix Beam」を発表。 企業によるクラウドのコントロールを実現

Nutanix Beam Gives Enterprises Control of the Cloud

Nutanix Beam – Multi-Cloud Governance At Your Fingertips

既にNutanix社の製品ページから試用版の申し込むとすぐに試していただくことができます。

https://www.nutanix.com/products/beam/

■Nutanix Flowの発表

 Nutanix BeamのベースとなっているMinjar社と同時期に買収されたNetsil社がAOS 5.6で正式にサポートされたマイクロセグメンテーションと連携するようになるという発表でした。Nutanix Flow自体はAOSのネットワーク部分の総称であり、マイクロセグメンテーション=Nutanix Flowではありません。弊社でもLenovo社やMellanox社のスイッチとの検証を行ったネットワーク自動化や今後エコシステムの拡充が期待されるサービスチェイニングなどすべての機能を総称してNutanix Flowと呼ばれるのです。

 Netsil社自体は、New Relic社や現在はCisco社に買収されたApp Dynamics社のようにアプリケーション監視のSaaSを提供するベンダーでした。仮想マシンやコンテナ上で稼働するアプリケーションの依存関係の可視化や、利用するリソースやアプリケーションのステータスを可視化することが可能です。特にアプリケーションの依存関係の可視化については他製品の仕組みと異なり、エージェントレスでネットワークをキャプチャして通信内容から可視化することができるそうです。Blog_flow01

Netsil社のドキュメントを確認する限り、アプリケーションのリソースやステータスの確認には、Datadog社のエージェントを利用したメトリックベースの収集を行い、Netsilのダッシュボードで可視化するようです。OSSで有名なHadoopやMySQLなどばかりでなく、WindowsやvSphereなどもサポートしていることがわかりますね。

Image_65

こうしたNetsilが実現するアプリケーションの可視化の機能をマイクロセグメンテーションの機能と統合していくことが発表されました。ちょうどVMware社がvRealize Network Insightでアセスメントした結果をVMware NSXのマイクロセグメンテーションのポリシーに取り込むような流れをNutanix社も実現しようとしているようです。

個人的にはアプリケーションの依存関係の可視化もそうなのですが、アプリケーションモニタリングがPrism Centralに統合されると「アプリケーションの応答速度が閾値を超えたらCalmからアプリケーションサーバを追加する」「データベースサーバからの応答速度が閾値を超えたらCPU,メモリを追加する」みたいなことができるのではないかと期待しています。

Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix Flow Delivers Software-Defined Networking to Secure Applications with a Single Click

Go with the Flow

■Nutanix Eraの発表

そしてDay1のセッションでお決まりの最後にもうひとつ(One more thing...)で発表されたのが、Nutanix Eraと呼ばれるデータベースサービスです。最近バックアップソフトベンダーもこぞって参戦しているCopy Data Managementをまずはデータベースに特化して提供する機能になるようです。Copy Data Managementで有名なActifioなんかをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

Img0092

 動作アーキテクチャ的にはEra用の仮想アプライアンスを展開して、その仮想アプライアンスがDBの差分データを時系列含め保存することで任意のタイミングにデータベースを復旧できるタイムマシン的な機能を提供するとされています。データベースアプリケーションがもつレプリケーションの仕組みを利用して、参照用データベースサーバさえNutanixクラスタ内にあれば物理サーバのデータベースであっても利用可能というのは適用範囲を考えると面白いと感じました。こうしてEra用の仮想アプライアンスに作成された情報をベースに新しい仮想マシン作成時にデータベースデータだけ本番環境のクローンを使うといったようなことを容易に行えるようにしています。

Img_0090

Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix Introduces Database Services with Era

Nutanix Era: Databases Made Simple

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今回紹介した3つの新製品・機能に関してできるだけお伝えする予定です。

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Acropolis Ultimate Edition で知っておくべき6つの事

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本記事の原文はSenior Product Marketing ManagerであるShubhika Taneja氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら> をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
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Nutanixはお客様のエンタープライズクラウドに必要な最適な機能をお選び頂くために3つの機能を提供しています。

Acropolisの3つのエディションのリスト(Basic , Pro とUltimate)のリストはここからご覧になれます

このブログでは我々は客様が持っているエディションを簡単に確認できる方法とどのようにしてUltimateエディションを最大限に活用するかをご確認いただけます。

  • どのライセンスをもっているのか?

NutanixのPrism Elementにログインし右端のAdmin画面からドロップダウンメニューでNutanixについてクリックすると、客様が持っているソフトウェアとライセンスを確認する事が出来ます。

  • Aosver

    次にお客様がAcropolis Ultimate Editionの機能を最大限に活用するか?

Nutanix Ultimateエディションではお客様が実現することができるすべてのNutanixの機能を有効化し、ご利用頂けます。

  • Consolidate VMs and Unstructured Data:

Acropolis Ultimate Editionに含まれるAFSでは仮想マシン群とNutanixの非構造化データを統合します。したがってお客様に一層シンプルなインフラストラクチャースタックを提供することができます。

AFSはすべてのNutanixクラスタにPrism上から数回のクリックで展開することができるのです。

インラインアンチウィルスやバックアップ、ファイル監査やグローバル名前空間、エコパートナーから提供される機能が利用できる次のAFSはSMBのプロトコルをサポートをしておりますが、NFSも現在ではサポートされています。(AFS Ver 3.0.0.1以降)

  • Ensure All-Flash Performance:

Acropolis Ultimate Edition機能のVM Flashモードはハイブリット構成のNutanixシステムにおいてレイテンシーに厳しいアプリケーションの為にAll-Flashのパフォーマンスを保証します。

これらのアプリケーションの為のデータはSSDからHDDを利用しているCold Dataへマイグレーションする事はしません。

(ここでいっているアプリケーションとは仮想マシンまたはVolume Groupの事で対象となっているデータは常にSSD上に構成されることになります)

この機能の利用は,Kubernetes Volume Pluginで利用する際のGold Tierを利用する際に必要になります。

  • Choose among several options for MultiSite DR:

NutanixのマルチサイトDRオプションは[1対多] [多対1] [多対多]という、すべてのお客様のレプリケーション要求をサポートしています。

1対多構成ではお客様が中央サイトとバックアップ用に複数の遠隔地を持っている環境でDRのワークロードがそれぞれの遠隔地で開始できるようなケースをカバーします。

多対1構成、またはハブ&スポーク構造はワークロードが複数の異なるサイトで実行されており、そして中央サイトへレプリケーションされる環境を展開します。

お客様は複数のサイトにレプリケーションの実行と複数のサイトから復旧する多対多のワークロードにも対応しています。

  • Support NearSync Replication for Mission Critical Applications:

NearSync Replicationはミッションクリティカルアプリケーションの為の1分のRPOを実現します。

それには、距離やレイテンシーに制限はなく、LWSの機能によってより短い間隔でのリストア機能をサポートします。

NearSyncはvSphereとAHV環境で現在サポートされておりRTOとRPOは1分という時間を実現します。

  • Guarantee zero data loss with Metro Availability and Synchronous Replication:

Metro Availabilityは同期的にデータを他のサイトに複製します。もちろん完全なデータのリアルタイムコピーが別の場所に存在するようにします。

災害の間、仮想マシン群はプライマリサイトからほぼ100パーセントのアプリケーション稼働を保証し、データのロス無しを保証しながらセカンダリサイトへフェイルオーバーする事ができます。

例えば仮想マシン群のサイト間のライブマイグレーションのフェイルオーバー計画をサポートしています。

ただし、実現には5ms以下のレイテンシーである必要があります。

そしてこの技術はRTOを限りなく0にし、RPOの0分を実現します。

Metroの機能はvSphereで利用可能です。Hyper-VではNutanixは同期レプリケーションはサポートします(2つのサイト間)しかし HA機能、ライブマイグレーション機能は提供していません。

  • Protect Data with Software Based Data-at-Rest Encryption:

Nutanix data-at-rest暗号化はFIPS140-2の規格に対応したソフトウェアベースとハードウェアハードウェアベース(SEDs)暗号化ソリューションがあります。

ソフトウェアベースの暗号化は如何なる特殊なハードウェアを必要とせずに、政府機関、銀行、金融、ヘルスケアなどの規制要件を満たしています。

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Azure 上で SharePoint Server 2016 をオフラインインストールしてみよう!(前編)

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Azure 上で SharePoint Server 2016 を

オフラインインストールしてみよう!(前編)

本記事は、「Microsoft Azure を使い始めた方」「SharePoint Server を評価検証したい 方」向けの内容となります。

 

今回のお題であるSharePoint Server 2016インストールですが、ただ単純にインストール

するのでは面白味に欠けるかなという事で、今回はインターネットに繋がっていない

状態(オフライン)でSharePointをインストールする方法をお伝えしたいと思います。

 

「なぜわざわざオフラインでするのか? しかもAzure上なのに?」

 

とお思いの方もいらっしゃると思いますが、お客様の中にはセキュリティポリシー上

インターネットへの通信が許容されないという環境もあるかと思います。

 

基本的なSharePointのインストールに関しては以下のSharePointチームブログ

Microsoft MVPの方も情報提供されていますが、こちらの内容を参考にしつつ

進めていきたいと思います。

 

SharePoint Server 2016 単一サーバー (検証) 環境構成メモ

https://crieilluminate.wordpress.com/2016/09/29/sharepoint-server-2016-config/

 

SharePoint Server 2016 のオフライン インストール

https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2016/04/05/sharepoint-server-2016-%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

 

今回のシステム構成は以下となります。

Image1

 

SharePoint2016は、スタンドアロンでSQLサーバーとSharePointサーバーの同居構成となり

もっともシンプルな構成です。

 

 

導入ステップとしては以下の流れで進めていきたいと思います。

1.Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

2.ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

3.WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

※Azure 仮想マシンのOS日本語化手順は割愛しています。

今回は上記ステップのうち、前半のステップ1~3について触れていきます。

それでは早速見ていきましょう。

 

1.    Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

今回はAzure上に新しいリソースグループを作成し、ADとなる仮想マシン1台を構成します。

 

またADサーバーの仮想マシンはAzure クイックスタートテンプレートというものを利用して

展開したいと思います。

(本題はSharePointですので少しでも手抜きしたいという(笑))

 

クイックスタートテンプレートは、複数の仮想マシンを展開するための設定情報が

コーディングされています。

 

様々なパターンのテンプレートが公開されており、このクイックスタートテンプレートを

利用する事によって仮想マシンを効率よく展開可能です。

 

それではまず以下のURLにアクセスします。

 

https://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/templates/

 

画面上部に検索窓が表示されていますので、ここに検索キーワードとして、

 

「new AD Forest」と入力してみます。

 

すると7件がヒットしました。

 

このテンプレートがよさそうですので、こちらを選択します。

 

Image2

 

「Azureへのデプロイ」をクリックします。

 Image3

Azure ポータル画面に遷移しますので、必須のパラメーターを入力して「購入」をクリックします。

Image4_2

 

テンプレートが展開されますので、しばらく待ちます。

 

ちなみに今回のテンプレートではAzure VMの仮想マシン名やVMインスタンスのサイズは

問われませんでしたが、出来上がった仮想マシンは、「adVM」という名でVMサイズは

「D2V2 Standard」 が選択されていました。

 

この辺りの調整は、テンプレートのJSONファイルの記述を修正することで、カスタマイズ

可能です。

 

Image5_2

今回のテンプレート展開で作成された仮想ネットワークにはDNSサーバーとして

ADサーバーのプライベートIPが設定済みの状態となっています。

 

この後作成するSharePointのサーバーもこの仮想ネットワークを使用する事で予め

ADサーバーをDNSとして構成する事が可能です。

 

以上、ここまででADサーバーとSharePointが参加するドメイン環境が整いました。

 

次のステップとして SharePoint サーバーの導入に取り掛かりたいと思います。

 

2.    ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

 

SharePoint Serverはデータの格納先としてSQL Serverを利用しています。

 

今回も時間短縮のためAzureのギャラリーにあるSQL 2016VMを利用してSharePointの

ベースとなるSQL導入済みの仮想マシンを作成したいと思います。

 

Azure 管理ポータルで先ほど作成したリソースグループに移動し、「追加」をクリック

します。

 

Image6_2

 

ギャラリー画面で、SQL Server 2016 SP1 と入力し検索します。

 

Image7_2

 

検索結果から、[SQL Server 2016 SP1 Standard on Windows Server 2016]を

選択し「作成」をクリックします。

 

SQLVMに関するパラメーターを入力します。

 

Image8_2

 

仮想マシンが15分~20分程度で出来上がるので、しばらく待ちます。

 

 

仮想マシン展開が完了したら、仮想マシンに接続しドメイン参加を行います。

今回はsps.localというドメインに参加します。

 

最後に仮想マシンからインターネットへの通信をオフラインとするため、仮想マシンの

ネットワーク設定で「送信ポートの規則」で下記のルールを追加します。  

 

Image101_2

 

次のステップは、Workflow Manager サーバーのインストールとなるのですが、

あまり馴染みの無いコンポーネントかも知れませんので簡単にご紹介します。

 

Workflow Managerとは SharePoint Server 2013から提供されたワークフロー

専用サーバーとしての役割を担っています。

 

SharePoint Server 単体でももちろんSharePoint 2010以前の標準的なワークフロー

機能は利用できますが、Workflow Managerを導入する事でSharePoint 2013 以降で

実装された複雑な条件分岐をもつワークフローを作成可能となり、企業のニーズに

マッチしたワークフローを実現出来ます。

 

このWorkflow Managerですが、通常Webプラットフォームインストーラー(WebPI)

と呼ばれるインストーラーを利用してインターネットから必要なコンポーネントを

ダウンロードしながら、インストールを行うツールとなります。

 

今回はこのWorkflow Managerのインストール以降の手順に関しても、オフライン縛り

という前提で進めていきたいと思います。

3.    WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

 

Workflow Managerのオフラインインストール手順は以下のKBに沿った形となります。

 

Workflow Manager 1.0 のオフライン インストール手順

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj906604(v=azure.10).aspx

 

ただし、上記はWindows Server 2012R2を前提としたステップとなっており

Windows Server 2016にインストールする場合はひと手間必要となります。

 

ひと手間というのは、

 

Windows Server 2016 に対応したWorkflow Manager累積アップデート4(CU4)以降

 

をインストールする必要があります。

 

Workflow Manager 1.0 Now Supported on Windows Server 2016 with CU4

https://blogs.msdn.microsoft.com/workflowteam/2017/07/25/workflow-manager-1-0-now-supported-on-windows-server-2016-with-cu4/

 

現時点での最新パッチバージョンはCU5となりますので、今回はCU5を適用していきます。

 

ここで一旦手順を整理すると

 

  1. Web PI のインストール

(インターネット接続可能な端末を利用)

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager必要コンポーネントのダウンロード (インターネット接続可能な端末を利用)

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager Refresh インストール (手順2以降は、SharePoint サーバー上で実行)

 

  1. Service Bus Updateインストール
  2. Workflow Manager CU5のインストール

 

※手順3は、Workflow Manager CU5 の前提を満たすService Busのアップデート

 

 

それでは上記ステップを順番に進めていきます。

 

  1. Web PI のインストール (インターネット接続可能な端末で実行)

 

必要コンポーネントをダウンロードするため、インターネット接続可能な任意の端末を準備します。

 

以下から Web Platform Installer をダウンロードし、任意の場所に保存します。

 

Web Platform Installer 5.0

https://www.microsoft.com/web/downloads/platform.aspx

保存後、ウィザードに従ってインストールします。

Image11

Image12

このWeb PI インストールファイルはSharePointサーバー上でも再度利用します。

 

  1. Web PI コマンドラインを利用したWorkflow Managerコンポーネントのダウンロード (インターネット接続可能な端末で実行)

 

コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。

c:\Program Files\Microsoft\Web Platform Installer>webpicmd /offline /Products:WorkflowManagerRefresh /Path:c:\WorkflowManagerFiles

ダウンロードが開始されます。

 

Image141_2

画面が閉じるとダウンロードが完了します。

 

指定したフォルダにインストールファイルがダウンロードされている事が確認出来ます。

 

Image15

このダウンロードしたファイルをSharePointサーバーにコピーしておきます。

  1. Web PIのインストール (SharePoint サーバー上で実行)

 

手順1と同様にWeb PIをインストールします。

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager Refresh インストール (SharePoint サーバー上で実行)

 

手順2でダウンロードしたファイルをSharePointサーバーにコピーします。

今回はC:\WorkFlowManagerFiles にコピーしています。

 

以下のコマンドを実行します。

c:\Program Files\Microsoft\Web Platform Installer>webpicmd /Install /Products:WorkflowManagerRefresh /Path:c:\WorkflowManagerFiles/feeds/latest/webproductlist.xml

 

Image16

 

同意を求めてきますので、「Y」と入力します。

Image17

 

インストールが開始されます。

Image18

 

Image19

インストール完了と同時にWorkflow Managerの構成ウィザードが起動しますが、ここでは×印をクリックして画面を閉じます。

 

Image20

  1. Service Bus Updateインストール

続いてService Bus Updateをインストールします。

   インストールに必要なファイルは、Web PIを介してダウンロード済みなのですが、

手順4では 自動でインストールされません。(Workflow Manager CU2以前は適用が不要なため)

 

   そのため、手動でインストールを行います。

   手順はウィザードに従ってインストールを実行します。

 

Image21

 

Image22

 

Image23

 

  1. Workflow Manager CU5のインストール

こちらも個別にダウンロードしたファイルしたものをインストールします。

   ステップとしてもウィザードに従って行うのみとなります。

 

Image24

 

Image25

Image26

Image27

何度かコマンドプロンプト画面が表示された後、インストールが完了します。

 Image28

これでWorkflow Managerのインストールが完了しました。

 

この後は SharePoint Server本体のインストールを進めていく事になりますが

今回の投稿はここまでとなります。

次回は引き続き以下のステップをご紹介していきます。

 

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

最後に弊社から1点ご案内をさせて下さい。

 

今回、Microsoft Azureに関連した内容をご紹介しましたが、弊社はMicrosoftの

CSPパートナー契約を結んでいます。

 

CSP(Cloud Solution Provider)とはOffice 365やAzureなどマイクロソフトの

クラウドサービスを月額課金方式で再販する新しい販売モデルです。

 

Image48

 

国内のIT投資額が伸び悩む中、最近の調査ではクラウドサービスは2ケタ成長を続け、

今後数年間はこのトレンドが続くと言われています。

 

また、80%以上のお客様が次期システムはクラウドを優先して検討すると言われており、

今後パートナー様が安定した成長を続けるためにはクラウドへの対応が重要になります。

 

このクラウドを中心としたビジネスにおいて継続的に利益を上げるには、安定した

月額課金型ビジネスを通じてお客様との中長期的な関係を構築する必要があります。

 

CSPはこうしたビジネス環境の変化に対応し、パートナー様が他社との差別化を図り、

顧客ニーズに沿ったパートナー様独自の付加価値を提供することによって収益性の

向上と新たなビジネスチャンスを創出するためのプログラムとなっています。

 

弊社ではCSPリセラー様を募集しており、CSPリセラー様への各種支援策を実施中です。

Office 365やAzureの月額課金販売に興味があり、導入時の技術支援が必要なパートナー様は

是非弊社営業またはms-solution@networld.co.jpまでご相談ください。

Image49

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

投稿者:津久井

Citrix Synergy 2018 キーノートまとめ

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こんにちは、ネットワールドの海野です。

前回の記事に引き続き、Citrix Synergy 2018での発表内容をお伝えしてまいります。

Citrix Synergy 2018のメインセッションとなるキーノートでは、次の3つのキーワードがフィーチャーされていました。

  1. Experience
  2. Choice
  3. Security

これらが今年のCitrixを象徴するポイントとなっていくわけですが、それぞれについて説明していきます。


1. Experience

近年、普段私たちがパソコンで利用しているような業務用アプリや、スマホで利用するアプリなど、

さまざまなアプリは洗練され、使いやすくなってきています。

そして、さまざまなアプリを活用することでさまざまなタスクが簡単にこなせるようになっています。

しかしながら、個々のアプリの操作は簡単であるものの、アプリの数は増え、操作性などに統一性が

なく、ユーザーエクスペリエンスやトレーニングコストに悪影響が発生していることも事実です。

これらを解決するための製品としてCitrix Workspace Appが発表されました。

Citrix Workspace App は Citrix Receiverを置き換える製品であるとのことですが、あらゆるデバイスで統合されたインターフェイスを提供し、

現状のReceiverで利用可能な仮想化されたWindowsアプリ以外に、モバイルアプリやWebベースのSaaS、ファイルなどのコンテンツも一元的に利用できるようになります。

001

会場ではWindowsノートPCを使ってAdobe Photoshopの画像データをWorkspace App上で展開し、それをOffice Web AppのPowerPointでコンテンツとして貼り付けて、Workspace Appでの一元的なデータ利用をデモとして披露していました。

さらに、WindowsノートPCからChromebookへのシームレスな作業の継続ができるということも紹介していました。

002

2. Choice

Citrixは以前よりマルチハイパーバイザーをサポートし、システムの選択肢の自由度を提供することについて取り組んでいます。

そして、ハイブリッドクラウド、あるいはマルチクラウドといった組み合わせは近年では一般的となりつつあります。

今回のCitrix Synergy 2018ではGoogle Cloud Platform (GCP)との連携が発表されました。

003_2

従来からもGCP上のWindowsインスタンスを便宜的に物理マシンとして扱うことでXenDesktopとして利用することができていましたが、「電源管理」や「シンプルな仮想マシン展開」といった内容からもXenDesktopのホストとして登録ができるようになることが予想されます。

個人的な考えですが、CitrixはずっとMicrosoft Azureを強力に推しメン扱いしていた印象を持っていましたので若干の違和感がありましたが、同時期に開催されたNutanix .NEXTでもGCPをフォーカスした内容が発表されていましたので、GCPは非常に勢いがあるのだろうという感想を持っています。

さらにそれに加え、Microsoftとも連携を継続していきますというメッセージも併せて打ち出しており、Windows Server 2019の即時サポートやRDMIへの対応も表明していました。

(RDMI : リモート デスクトップ モダン インフラストラクチャー)

004

3. Security

Citrixはユーザーエクスペリエンスを追い求めることと同時に、セキュリティとの両立も実現させています。

セキュリティは近年のCitrixが最も注力している分野であるとのことですが、ユーザーの行動を分析して、普段と異なるアクションが行われたときにアラートを通知するような、ふるまい検知の仕組みであるCitrix AnalyticsがもうすぐGAとなるようです。

005


今回の記事は冒頭にご紹介した「Experience」「Choice」「Security」の3つのキーワードをもと

にザックリと基調講演での内容についてまとめをご紹介しましたが、

6月から7月にかけてCitrix Synergy 2018の内容を含むCitrix製品の最新トレンドをお届けするセミナーを開催致します。

ネットワールド版 Citrix のトレンドまるっとお届けセミナー with Microsoft

それ以外にも当社SEチームがVDI環境としてのAzureやNetScaler活用の最新動向やベストプラクティスなどをまとめておりますので、少しでも興味のある方は奮ってご参加くださいませ!

(セミナーの詳細は上記URLをご覧ください。)

記事担当者 : SI技術本部 海野  (うんの わたる)

Nutanix Kubernetes Volume Plugin For On-Demand Choice

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本記事の原文はSr Technical Marketing Engineer であるDwayne Lessner氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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NutanixはDocker Volume Pluginを長い間提供してきました。そして今Kubernetes Volume Pluginを利用するための新しいプラグインオプションを追加します。

Nutanix Kubernetes Pluginは多くのオプションをKubernetesの自動化の選択肢として利用したいユーザに提供します。

Docker Incのように 私たちは会社内での異なる部門、または個々の開発者の方々でさえもどんなソリューションにも縛られたくないと実感しています。

NutanixはStaticとDynamic Provisioning の両方のPersistent Volumeをサポートします。

以下はKubernetes Documentationより

  • A PersistentVolume (PV):

管理者によって提供されたクラスタ内のストレージの一部で、 ノード = クラスタのリソースと同じようなクラスタ内のリソースです。

PVsはボリュームの様なプラグインですが、PVが利用する個々のPodでは独立したライフサイクルを持もっています。

このAPIオブジェクトはストレージ(NFS, iSCSIまたはCloud-provider-specific)の実装の詳細を取得します。

  • A PersistentVolumeClaim (PVC):

PVCはユーザからのストレージリクエストで、podに似ているものです。

Podはノードリソースを消費しPVCはPVリソースを消費します。Podは特定のリソース(CPUやmemory)を要求し、Claimは特定のサイズとアクセスモードを要求します。

Nutanix Kubernetes Volume PluginはABSストレージベースのiSCSIを利用しており、NFSv4の追加でさらに多くのオプションの追加がされる予定です。

高度なデータ配置を行うNutanix Enterprise Cloud OSはすべてのAll Flash , Hybrid , All Flash & Hybrid のmixed上で実行する事が出来き、さらにストレージオンリーノードの追加で様々なニーズに対応する事が出来ます。

次の例では、お客様は仮想マシン群とコンテナを動作させている8つのAllFlashノードと4つのストレージオンリーノード(Hybridタイプ)を拡張ストレージとして持っているとします。

他のリソースがビジーとなる場合にNutanixABSからストレージオンリーノードを含むすべてのノードからストレージ利用が出来ます。

305dd57a7f2c43ea9e51a3a523b5b090

新しいPluginを試すために、SwarmとKubernetesの両サポートのベータ版である最新のDocker Datacenterを利用してテストを行いました。そこで、

4つ無効なIPを持つワーカーノードとすべてのノードは同じiSCSI イニシエーター名が実装されていました。iSCSIイニシエーター名は /etc/iscsi/initiatorname.iscsiで定義する事が出来ます。(defaultはiqn.1994-05.com.nutanix:k8s-worker)

ローカルクライアント上のkubectlを設定しないでいくつかのマネージャーのコマンドを実行してみました。

画像はDDCのアカウントセットアップを始めたものです。

この方法で気に入っているものはDDCへのログインするセキュリティです。他のエントリーポイントを持っていません。

C8c3121a22b4427da35c357249987d05Nutanix Pluginで最も興味のあることは開発者がPersistentStorageのサービスレベルを選べる事であると考えました。

プラグインをセットアップする際はStorage Classを作成する必要があり、クラスはゴールドとシルバーの2つです。

ハイブリットクラスタの環境ではお客様はGold Tierを選択する事ができ、Gold Tier では自動的にvDiskをSSDTierに配置されます。

ピンニングされるため、Ultimateのライセンスが必要となります。

Metadata内の名前フィールドでお客様がしなければ行けないことはGoldまたはSilverのどちらのサービスレベルを利用したいかを選択するだけです。次はどのようにNutanixのStorageClassを作成するかのサンプルです。

code:

kind: StorageClass
apiVersion: storage.k8s.io/v1
metadata:
name: class_type provisioner:
nutanix/abs parameters:
prismEndPoint: prism_ip_address:port
dataServiceEndPoint: data_service_ip_address:port
user: user_name
password: password
secretName: kubernetes_secret_name
storageContainer: storage_container
fsType: file_system_type
chapAuthEnabled: "true_or_false"
iscsiSecretName: iscsi_secret_name
defaultIqn: kubernetes_worker_node_iqn

All Flash でテストではストレージをSSDへ固定する必要ありませんので、Silverのストレージクラスを選択しまし、その為には、ストレージクラスを利用するためにのPersistent Volume Claimを作成しなければいけません。

Dynamic Persistent Volumeを作成するとPlug-inは自動的にボリュームを提供します。PVC APIsはストレージ要求で利用され、PVCによってサイズとアクセスモードを指定できます。

Podが削除された際は、ボリュームがリリースされたと判断されてその後に削除されます。デフォルト動作はReclaimPolicy からRetainにすることで変更が可能です。

65d08fac1b8c4c75a38607aa72d324b8

上の図のVolume Group detailsではFlash modeが無効かされています。PolicyがGoldだった場合はFlash Modeが有効化されます。

NutanixとDockerのご利用にあたってはSwarmとkubernetesを同じクラスタ上で実行する事が可能となることは、開発者にとっては非常に喜ばしいことではないでしょうか

41f9d485816d4deabff49f22c902e76c

Nutanix Kubernetes volume pluginの詳細なドキュメントはポータルサイトよりご覧ください。

このようなプラグインを利用する場合などは機能とライセンスをきちんと確認する事が大切です。

Forward-Looking Statements Disclaimer
This blog includes forward-looking statements, including but not limited to statements concerning our plans and expectations relating to product features and technology that are under development or in process and capabilities of such product features and technology. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; delays in or lack of customer or market acceptance of our new product features or technology; the failure of our software to interoperate on different hardware platforms; failure to form, or delays in the formation of, new strategic partnerships and the possibility that we may not receive anticipated results from forming such strategic partnerships; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our Form 10-Q for the fiscal quarter ended October 31, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this presentation and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

■フィードバックセミナーのご案内

.NEXT 2018 ニューオリンズの最新の情報をフィードバックセミナーを通して共有させて頂きます。

是非こちらもご参加頂ければ幸いです。

大阪: 2018.05.25(金) 14:00~17:25
東京:2018.05.29(火) 14:00~17:25


お申し込みはこちらから

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX


Azure 上で SharePoint Server 2016 をオフラインインストールしてみよう!(後編)

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今回は「Azure 上で SharePoint Server 2016 オフラインインストールしてみよう!」

後編となります。

前回の投稿はこちらです。

https://blogs.networld.co.jp/main/2018/05/azure-sharepoin-caa6.html

後編は引き続き以下の導入ステップ 4~6 についてご紹介していきたいと思います。

 

1.Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

2.ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

3.WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

4.    SharePoint前提条件のオフラインインストール

 

SharePoint導入に必要な前提条件はインストールCDの「prerequisiteinstaller.exe」

を実行する事で、SharePointの前提となるソフトウェアを自動でインストールします。

 

こちらも通常ですと Workflow Manager と同様にインターネットに繋がっている事を

前提としています。

 

インターネット接続出来ないオフライン環境でインストールするには、前提のコンポー

ネントを個別にダウンロードする必要があります。

 

以下のSharePointサポートチームブログに個別にダウンロードが必要な記載されて

おりますので、こちらからダウンロードしたファイルをインストールCDの

「prerequisiteinstallerfiles」のフォルダにコピーします。

 

※インストールCDの中身は事前にサーバーの任意の場所にコピーしておいてください。

 

SharePoint Server 2016 のオフライン インストール

https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2016/04/05/sharepoint
-server-2016-%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E
3%83%B3-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%
BC%E3%83%AB/

 

今回はFドライブのSP2016ファルダ配下にインストールCDのコピー先としましたので

「PrerequisiteInstaller.Arguments.txt」は以下の記載となります。

/sqlncli:"F:\SP2016\prerequisiteinstallerfiles\sqlncli.msi" /ODBC:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\msodbcsql.msi" /Sync:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\synchronization.msi" /AppFabric:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\WindowsServerAppFabricSetup_x64.exe" /IDFX11:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\MicrosoftIdentityExtensions-64.msi" /MSIPCClient:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\setup_msipc_x64.exe" /WCFDataServices56:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\WcfDataServices.exe" /KB3092423:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\AppFabric-KB3092423-x64-ENU.exe" /MSVCRT11:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\vcredist_x64.exe" /MSVCRT14:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\vc_redist.x64.exe"

この「PrerequisiteInstaller.Arguments.txt」 を 「PrerequisiteInstaller.exe

同じ場所に配置し、実行します。

 

参考:実行時にテキストファイルの記載に誤りがあるとエラー画面が表示されるので、

ログファイルを確認し、テキストファイルに誤りがあれば修正してください

 

Image31 

5.    SharePoint Server 2016 のインストール

前提条件のインストールが完了すれば、あとはSharePointの通常のインストールの

ステップを進める形となります。

 

インストール手順に関しては以下のサイトで解説されていますので、ここでは手順の

ステップは割愛し、インストール・初期設定時のパラメーターを記載させて頂きます。

 

SharePoint Server 2016 を 1 台のサーバーにインストールする

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/install/install-sharepoint-server-2016-on-one-server

 

SharePoint 2016 のインストール

設定項目

既定値

参考設定値

備考

ファイルの場所

(SharePoint

2016)

C:\Program

Files\Microsoft Office

Servers

 既定値と同じ 

ファイルの場所

(検索インデックス ファイル)

C:\Program

Files\Microsoft Office

Servers\16.0\Data

 既定値と同じ 

SharePoint 製品構成ウィザードの実行

設定項目

既定値

設定値

備考

サーバーファームへの接続

●既存のサーバー ファームへの接続

○新しいサーバー ファームの作成

○既存のサーバー ファームへの接続

●新しいサーバー ファームの作成

 

データベース サーバー

(空白)

<データベースサーバー名>

 

データベース名

SharePoint_Config

  

ユーザー名

(空白)

SPS\Spfarm

 

パスワード

(空白)

********

 

パスフレーズ

(空白)

********

 

サーバーの役割

○フロントエンド

○フロントエンド

 

 

○アプリケーション

○分散キャッシュ

○検索

○ユーザー設定

○単一サーバー ファーム

○アプリケーション

○分散キャッシュ

○検索

○ユーザー設定

●単一サーバー ファーム

 

ポート番号

□ポート番号を指定する

■ポート番号を指定する

55555

 

セキュリティ設定の構成

○NTLM

○ネゴシエート

(Kerberos)

●NTLM

○ネゴシエート

(Kerberos)

 

ファーム構成ウィザードの実行

設定項目

既定値

設定値

備考

サービス アカウント

○既存の管理アカウントを使用する

●新しい管理アカウントを作成する

ユーザー名

(空白)   パスワード

(空白)

○既存の管理アカウントを使用する

●新しい管理アカウントを作成する

ユーザー名

SPS\Spsvc パスワード

********

 

サービス アプリケーション

App Management

Service

Business Data

Connectivity Service

Lotus Notes Connector

Machine Translation

Service

Managed Metadata

Service

PerformancePoint

Service Application

■PowerPoint Conversion

Service Application

■Project Server Service

Application

■Search Service

Application

■Secure Store Service

■State Service

■Usage and Health data collection

■User Profile Service

Application

■Visio Graphics Service

■Word Automation

Services

■Workflow Service

Application

  

サービス

   

サイト コレクションのタイトル

(空白)

トップ

 

URL

/

  

テンプレートの選択

チーム サイト

  

   

  6. Workflow Manager 初期設定とSharePoint 連携設定

 

前回投稿のステップ 3 でインストールしたWorkflow Manager の初期設定として

Workflow Manager ファームの作成を行います。

 

ファームの作成に関しては、下記の情報を参考にして頂ければと思いますが

簡単に設定ウィザードの流れをご説明していきます。

 

新しいファームの作成

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj193514(v=azure.10).aspx

 

Workflow Manager 構成ウィザードが起動します。

[既定の設定を使用して Workflow Manager を構成する(推奨)] をクリックします。 

Image7

[新しいファームの構成] 画面で下記設定を行います。[→]をクリックします。

SQL Server インスタンス

SQL Server 名 (FQDN)

認証

Windows 認証 (デフォルト)

サービス アカウント名

AccountName@DomainName

このコンピューターの HTTP によるWorkflow 管理を許可する

チェックあり (デフォルトはチェック無し)

このコンピューターのファイアウォールルールを有効にする

チェックあり (デフォルト)

証明書生成キー

任意のキー

メモ:既定では、HTTPSを使用して通信します。そのため、HTTPによるワークフロー

管理を許可する場合は、[このコンピューターの HTTP による Workflow 管理を

許可する] チェックボックスをオンにします。

Image9

[概要] 画面で構成を確認します。[✔]をクリックします。

Image12

Image13構成が完了したことを確認します。

Image16

下記画面が表示されたらインストールは完了です。

Image18

[完了] をクリックします。

         

最後のステップは、SharePoint サーバーと Workflow Manager の連携設定を行います。

 

連携方法としてはHTTPSまたはHTTP接続での連携となりますが、今回はHTTP接続を

前提としたステップとなります。

 

設定方法としては、SharePoint 管理シェルを利用して以下のコマンドを実行します。

 

Register-SPWorkflowService –SPSite "http://(SharePointサーバー)"–WorkflowHostUri http://(Workflow Managerサーバー):12291–AllowOAuthHttp

 

実行後、SharePoint サーバーの全体管理にアクセス、アプリケーション構成の管理>サービス アプリケーション>サービス アプリケーションの管理>Workflow Service Applicationを選択します。

Image19

 

「ワークフローは接続されています」が表示されていれば設定は完了です。

Image20_2

今回は Azure クイックスタートテンプレートを利用して、SharePoint Server 2016

簡易評価環境をオフラインインストールで構築するステップを紹介しました。

Azure上で敢えてオフラインインストールというだいぶニッチな内容ではありましたが

オンプレミス環境でも同様の手順で環境構築にも活かせますので、是非試して頂ければ

と思います。

今回はSharePoint環境構築のみとなりますが、ワークフロー機能等を具体的な設定方法

などは以下のガイドが公開されていますのでこちらを参考して頂ければと思います。

 

Microsoft SharePoint Server 2013 ワークフロー活用ガイド

http://download.microsoft.com/download/A/F/B/AFB0C8F4-6AAA-44E8-A119-C755BA7831DA/SharePoint2013_Workflow_final.pdf

 

最後に弊社から改めてご案内をさせて下さい。

 

前回の投稿でもご案内しておりますが、弊社はMicrosoftのCSPパートナー契約を結んで
います。

 

CSP(Cloud Solution Provider)とはOffice 365やAzureなどマイクロソフトの

クラウドサービスを月額課金方式で再販する新しい販売モデルです。

 

Image48

 

クラウドを中心としたビジネスにおいて継続的に利益を上げるには、安定した

月額課金型ビジネスを通じてお客様との中長期的な関係を構築する必要があります。

 

CSPはこうしたビジネス環境の変化に対応し、パートナー様が他社との差別化を図り、

顧客ニーズに沿ったパートナー様独自の付加価値を提供することによって収益性の

向上と新たなビジネスチャンスを創出するためのプログラムとなっています。

 

弊社ではCSPリセラー様を募集しており、CSPリセラー様への各種支援策を実施中です。

Office 365やAzureの月額課金販売に興味があり、導入時の技術支援が必要なパートナー様は

是非弊社営業またはms-solution@networld.co.jpまでご相談ください。

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今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました!

投稿者:津久井

Go with Flow

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本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方は

Go with the Flow ご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Go with the flowは時代の流れに従うという意味がありますが

今回のここのflowはFlowと製品とかけていて共に進むとかその様な意味合いとも読み取れるわけです。

Go with xx という題名は使われすぎているように見えるが、今回、NutanixののネットワークとFlowを考えると Go with Flowが完璧な題名なのです。今日、Flowについては順調にすすんでいます。AOS5.6が4月にリリースされアプリケーションセキュリティを高めるVMマイクロセグメンテーションが含まれFlowは正式に様々なクラウドの全てのアプリケーションを安全に接続するための方法としてFlowを正式に発表しました。

 

NutanixのHCIで構成されているシンプルな情報基盤は、いまNutanixコンセプトの1クリックでシンプルにネットワークとセキュリティを利用できるようになります。

このブログでNutanixはマイクロセグメンテーションに触れながら、AHVにあるFlowのための旅の流れについてNetsilの買収によるFlowの基礎基盤技術とマルチクラウドを見据えた素晴らしい部分の一部をご紹介します。

Headwaters: Virtualization for the Enterprise Cloud OS

その前にFlowの物語を一度AHVへ戻します。

私たちのHypervisorはLinux KVMをベースとしており、ネットワークとセキュリティ技術はOpen vSwitchをベースとしています。このOpen vSwitchは拡張とパフォーマンスを提供してきました。

初期の頃よりOVSは素晴らしい革新と拡張が出来るものとして認知され続けて来ています。

私たちはOVSを選択したのはさらなるハイブリッドやマルチクラウド環境での最近での分散アプリケーションという仮想化環境でネットワーク周りで重要な役割について大きな計画が常にあたからです。

OVSは我々の即時に求められる要求に対応する堅牢なプラットホームと将来機能開発をするための豊富な機能を提供しました。

2015年にAHVが始まり OVSは仮想マシンのネットワークと機能を補ってきました。例えばIPアドレス管理(IPAM)もその一つです

Are we there yet?

AHVの仮想化ネットワークは始まったにすぎません。

4月にリリースしたAOS 5.6 ではNutanixはアプリケーションをより安全にそしてをれをNutanixのシンプルという哲学のもと、1クリックで実行するFlowの最初の機能セットをリリースしました。

AOS 5.6はVMマイクロセグメンテーションとネットワークサービスを含んでおり、全ての管理はPrimを通して管理され、Flowは追加でいかなるコンポーネントも必要なくシームレスにお客様が気に入っているAcropolis Data Planeの既存で動作するのです。

Application-Centric Security

私たちは当然VMマイクロセグメンテーションのコンセプト、East – West Firewallが新しくないという事を理解しています。

このアプローチとアプリケーションセントリックセキュリティによって行う意味では何が違うのか?我々のマイクロセグメンテーションに対するアプローチはネットワークでは始まりません。実際、どのようにネットワークが構成、構築されているかには依存しません。

従来型のマイクロセグメンテーションを構成するために求められている論理ネットワークのアプローチとは違うので、Nutanixにはそのような要求や複雑さはありません。

我々はお客様が既存のネットワーク環境を変更せずに、Flowを使ってマイクロセグメンテーションを既存の環境に組み込むことが出来ます。

シンプルさを保持しながら、管理者、アーキテクトの方がビジネスやアプリケーション要求を提供できるのです。私たちのアプローチは可視化、ポリシー、そしてまさにこのアプリケーションセントリックからなりたてっています。

アプリケーションセントリックは3つの鍵となる属性があります

  1. アプリケーションの固有のフレームワークを理解したPolicyフレームワーク

  2. 開発者の方がどのようにアプリケーションを作っていくかというグルーピング
  3. 異なるアプリケーション内の予測可能なすべてのネットワークの推測や可用性のインパクトになりうるエラーの排除を行うための完全な相互互換の可視化

私たちは有効なセキュリティポリシーを作成する唯一の方法は安全とされている事を正確に把握する事が重要と考えています。

このアプリケーションの例ではキーとなるのは仮想マシンの論理グループの作成と可視化です。

カテゴリと呼ばれるPrism内での新しい管理構造の始まりと共にFlowはwriterへクラス分類をベースとする仮想マシンの論理グループを実施できるようにしています。

例えば高レベルのグループは開発や本番に、またカテゴリはWeb サーバやデータベースといったアプリケーションの為に利用されます。

Flowのポリシープロセスのなかで、一度カテゴリが作成されるとポリシーはカテゴリと紐づきます。これは仮想マシンではありません。

これはダイナミックなネットワーク識別(例えばIP)からポリシーとグループを分類するという重要な違いで、これはポリシー作成にかかわる典型的で複雑さを大幅に削減します。エンドポイントを理解する事の責任から解放されポリシーによって常に情報を把握し自動的にポリシーの更新、変更が行わる仮想化環境に移行するのです。

Flowの機能の一部にカテゴリの中にあるVMs間の通信を可視化するものあがり、結果、このような機能がポリシー作成にも役立つことになります。

想像してみてください

全ての予測するネットワークと実際にアプリケーションがどのように動いているかを把握しなくてよくなったとしたら。。まさにそれがマイクロセグメンテーションを通して独自のポリシーによるApplication – centricSecurityによるFlowが提供するものなのです。

マイクロセグメンテーションを越えてーーより高い安全性をーー

私たちは従来の機能が求められる場合があることは強く認識しています。

これらの理由からFlowにはまた上述した同じポリシーを仮想マシン間で他の機能、またはサービスへリダイレクトまたはTapする機能を含んでいます。

それらは主に私たちのエコシステムパートナー様によって提供され、主な例では

3rdパーティのFirewall IPS/IDS製品やパケットモニターといったサービスがあげられます。もっと詳細を知りたいかたはこちらをご確認ください。

What’s around the next bend? (Flow + Netstil)

私はこのBlogでみなさんにもたらしたことはニューオリンズで開催されたいくつかの発表でした。

3月にもどってみると素晴らしい製品を持っているNetsil社を買収しました。

Netsilは後ろから読むと “listen” です。

BlogではすでにFlowが使っているポリシーについて説明しました。そして今、これらをNetsil技術のマッピング、ディスカバリー、アプリケーションコンテキストと組み合わせるとお客様は本当にユニークかつよりアプリケーション中心の有用なものを得られるようになります。

Blog_flow01

Netsilでは自動的に仮想マシン内にいるアプリケーションを見つけ自動的にカテゴリにアサイン、またセキュリティポリシーの作成をする為のアプリケーショントポロジーを作成します。予期するネットワークと複雑性を理解しそれを”1クリック”へ置き換えるのです。この機能は2018年の後半に利用可能になる予定ですので、ご期待ください。

動画はこちらを参照ください

Where to NEXT? (Multi-Cloud)

NutanixではEnterprise Cloud OSの中で如何なるすべてのアプリケーションを動かすことに焦点を置いたFlowの機能やサービスについて大きな計画を持っています。

Flowはオンプレミスで利用可能な同じリケーションセントリックセキュリティをクラウドの一部へと拡大していく事が期待されています。

ゴールはお客様が“1クリック”でマルチクラウドを操作できるようにするためにオンプレミスからパブリッククラウドへワークロード移動するための機能やサービスをFlowを通じて提供する事なのです。

Flowは現在GAされていますので、評価、ご購入に関してはネットワールドへご相談ください

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記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

Arcserve UDP|仮想マシンを急いで復活させるには?

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こんにちは、バックアップ担当の宮内です。
ご挨拶が遅くなりましたが、 3月のセミナーではとても多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました!
引き続き、Arcserveとネットワールドをよろしくお願いたします。

お礼ついでに、今回もArcserveの機能を紹介したいと思います。
紹介する機能はArcserve UDPの「仮想スタンバイ」と「インスタントVM」!

どちらも仮想マシンを迅速に復旧するための機能なのですが、「どう違うのかわかりにくい」という話を耳にします。
実際に触ったことがないと、イメージしにくいですよね。

Arcserveのブログでもまとめられているのですが、それでもまだ悩んでいる人がいる!
ということで、私の言葉でちょっとまとめて比較してみました!

ちなみに、今回はvSphere環境を前提に話を進めますが、Arcserve UDPはHyper-V環境にも対応しています。
厳密に言えば仮想化基盤ごとに異なる部分がありますが、大まかな仕組みは同じなのでご安心ください。

■通常の仮想マシンバックアップ・リカバリ

それぞれの機能の紹介をする前に、まずは仮想マシンバックアップの基本をおさらいしましょう。
まずは仮想マシンバックアップのしくみから!

VMware社からはVMware vStorage APIs - Data Protection(通称VADP)というAPIが提供されています。
このAPIを使用することで、バックアップソフトウェアはvSphere環境の機能と連携して効率よく仮想マシンのバックアップを取得することができるのです。

□仮想マシンバックアップのしくみ(vSphere環境の場合・通称VADPバックアップ)

1
  1. バックアップサーバーからvSphere環境(図ではvCenter)にバックアップのリクエストが送信されます
  2. VMware Snapshotが作成され、仮想マシンファイルの静止点ができます
  3. 静止点となった仮想マシンファイルがバックアップサーバーに転送されます
  4. 仮想マシンのスナップショットが削除(統合)されます

ちなみに図中にRPSと書いてあるものはArcserve UDPのバックアップサーバー「復旧ポイントサーバー」のことです。
UDPは大きく分けて「コンソール」「復旧ポイントサーバー」「エージェント」の3コンテンツで構成されていて、コンソールでバックアップを管理し、復旧ポイントサーバーが実際のバックアップを実行し、エージェントがバックアップ対象となる、というイメージです。
UDPの構成についてはArcserveさんの紹介資料がわかりやすいと思うので、是非ご一読くださいませ。

このしくみを利用した仮想マシンの一般的なバックアップ・リカバリの流れは以下のような感じです。

□仮想マシンの一般的なバックアップ・リカバリ

2
  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます

    -----障害発生-----

  2. バックアップサーバーからデータが転送され、仮想マシンファイルが仮想環境のデータストアにリストアされます
  3. リストアした仮想マシンファイルから仮想マシンが再作成され、電源をいれることで利用できるようになります

通常のリストアで一般的に時間がかかるとされるのは、手順2の「データ転送」の部分です。
どうにかしてこのデータ転送時間を短縮させたくて、UDPでは異なるアプローチで2つの手段を用意しました。
それが、「仮想スタンバイ」と 「インスタントVM」ということです。

ではおまたせしました、それぞれの機能を紹介いたします!


■仮想スタンバイ

仮想スタンバイとは

あらかじめ仮想マシンをリストアしておき、有事の際にはリストアしておいた仮想マシンを起動するだけで迅速な復旧を可能にする機能

データ転送に時間がかかるなら、時間に余裕があるうちに送ってしまえばいいじゃない!という発想ですね。

□仮想スタンバイを利用したバックアップ・リカバリ

3
  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます
  2. バックアップサーバーからデータが転送され、リストアされます。リストアした仮想マシンファイルから仮想マシンがスタンバイVMとして再作成されます

    -----障害発生-----

  3. 待機していたスタンバイVMの電源を入れることで利用できるようになります

ちなみに、仮想スタンバイ中は本番マシンのモニタリングができるので、本番機に障害があったときに自動的にスタンバイVMが起動するようにも設定できます。
欠点としては、普段使わない仮想マシンが常に1台存在するので、仮想環境側のリソースを余分に使ってしまうことですね。
ただ、復旧後にあれこれする必要がないというのは、障害対応の大変さを考えるとなかなかのメリットだと思います!

■インスタントVM

インスタントVMとは

バックアップイメージを一時的なデータストアとしてESXiホストにマウントし、本来のデータストアへのデータ転送をすることなく迅速な復旧を可能にする機能

データ転送に時間がかかるなら、とりあえずデータ転送しなければいいじゃない!という発想ですね。

□仮想スタンバイを利用したバックアップ・リカバリ

4
  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます

    -----障害発生-----

  2. バックアップサーバー内のバックアップイメージを一時的なデータストアとしてESXiホストにNFSマウントします
  3. 一時的なデータストア内の仮想マシンファイルから仮想マシンが再作成され、電源をいれることで利用できるようになります

本来のデータストアに仮想マシンのファイルがなくても、仮想マシンを使えるようになるんです。
もちろん、そのままずっと使い続けるわけには行きませんが、ご心配なく!
あとからvMotionで本来のデータストアにお引越しさせればいいんです。
(正式に復活させずに、必要な仕事だけしてもらってすぐに消すのも選択肢の一つです)
インスタントVMのパフォーマンスは通常の仮想マシンと比較すると悪いので、いずれにせよ早めの2次処理がおすすめかな、と思います。

そうそう、仮想スタンバイの欠点として先程触れた「仮想環境側のリソースを余分に使う」といった心配は、インスタントVMではありません。
リカバリ後の処理は必要になるものの、バックアップ時点で何も準備しなくても使える、というのもインスタントVMの強みですね!

■まとめ

Arcserve UDPにおける、仮想マシンを迅速に復旧させるための2つの機能をご紹介しました。
簡単に2つの機能をまとめたいと思います。

仮想スタンバイ:予め仮想マシンをリストアしておく機能

  • バックアップの時点で準備が必要
  • 復旧時の手間が少ない
  • 仮想環境のリソースを余分に使う
  • スタンバイVMのパフォーマンスは本番機と同じくらい

インスタントVM:データを転送せずに仮想マシンを起動する機能

  • バックアップの時点で準備は必要なし
  • 復旧時に手間がかかる
  • 仮想環境のリソースを余分に使わない
  • インスタントVMのパフォーマンスは本番機より落ちる

最後に、仮想マシンを迅速に復旧させるために、他のバックアップ製品はどんな機能を備えているか、代表的なものを紹介して終わりたいと思います!
みんな考えることは似ていますが、ちょっとずつ特長があるので、比べてみると面白いかもしれません。

□Veritas NetBackup

  • AIR(Auto Image Replication)

    遠隔地でもすぐにリストアできるよう準備してくれるレプリケーション機能。
    リストアしてあるわけではないので、仮想スタンバイほどではありませんが有事の際の一手間が省けます!
    仮想マシン以外もレプリケーションできます。
    ※リンクはネットワールドネットワールドの製品紹介ページです

  • インスタントリカバリ

    インスタントVMとほぼ同じ機能。
    一時的なデータの書き込み領域を別途用意するため、一時的な仮想マシンのパフォーマンスが落ちにくいのが優位点!
    ※リンクは以前書いたブログ記事です

□Veeam Backup & Replication

  • フェールオーバーとフェールバック

    仮想マシンのレプリカを作成し、本番VMがダウンしたら即座にフェールオーバーさせる機能。
    フェールバックで切り戻します。
    アプローチはちょっと違うかもしれませんが、発想は仮想スタンバイと似ていますね。

  • インスタントVMリカバリ

    インスタントVMとほぼ同じ機能。
    仮想マシン復旧後のvMotionまでVeeamのコンソールで実行できるのが特長!


ありがとうございました!

書いた人:宮内

Office365 と Trend Micro Cloud App Security でより安全なクラウドへ(前編)

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皆さん、こんにちわ。

今回の記事は、Office365を既に利用されている方、Office 365導入を検討

されている方を対象にお話させて頂きたいと思います

皆さんが Office365 や Azure 等のクラウドサービスを導入するにあたって

まず最初に懸念すること、それはやはりセキュリティではないかと思います。


そこで今回はOffice365をより安全に使って頂くためのソリューション

「Trend Micro Cloud App Security(以下、TMCAS)」

をご紹介したいと思います。

「あれ、待てよ、Cloud App Security ってたしか Office 365 でも

付いてなかったっけ」

とお気づきの方もいらっしゃると思います。

たしかに Offiice365 E5プランにおいて Cloud App Security という

機能が提供されています。


更に Office 365 だけでなく Azure を含めたMicrosoft Cloud App

Security という製品も存在しています。

両者の違いや機能について語り始めてしまうと、それだけでおなか一杯に

なってしまいそうですので、詳細については↓を参考にして頂ければと

思います。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/cloud-app-security/editions-cloud-app-security-o365

上記からもわかるようにMicrosoft さん、かなりセキュリティに注力されて

いることがわかると思います。

それもそうですよね、Office365をはじめとしてクラウドはインターネットの

危険にさらされているわけですから、クラウドを提供する会社が注力しない

わけがないですね。

ちなみにセキュリティに注力されているMicrosoftさんが昔から提言されて

いるセキュリティ原則をご存知でしょうか。

それは「多層防御」です。

様々なプロセスにおいていくつもの予防線を張ることで容易には侵入させ

ないシステムを作り上げるという事です。

最近では標的型メールなど侵入自体を防ぐことは厳しいので、侵入されて

からのセキュリティをどうするかといったマインドセットが重要となり

ますが、それでもやはり無防備に侵入を許すわけにはいかないですね。

この多層防御という観点からいうと、Microsoftさんのセキュリティ

ロジックだけでなく、他ベンダーのセキュリティロジックをミックス

する事によって、更なる堅牢性を高められるのではないかと思います。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、それでは改めてトレンド

マイクロさんの Cloud App Security の内容について触れていきたいと

思います。

Trend Micro Cloud App Securityは、Office 365のExchange、

SharePoint、OneDriveのメールおよびファイル保護を目的とした

トレンドマイクロ社のクラウドサービスです。

※Office 365 以外のクラウドサービス(Google ドライブ、Dropbox、Box)も

 対応しています。

TMCAS の導入のメリットは、わざわざTMCAS用のサーバーを用意する

必要が無い点と、Office365とのAPI連携によってネットワーク経路の

変更を行う必要が無いという点です。

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従来のセキュリティソリューションとしては、Office365とインターネットの

経路上にセキュリティ製品を配置するパターン、つまりゲートウェイ機器の

ように配置し、Office365 および インターネットからの経路設定を変更して

導入するパターンが一般的かと思います。

これに対してTMCASの場合は、API型と呼ばれ、Office365とバッググラ

ウンドで処理を行う仕組みを採用しています。

そのため、ゲートウェイ型のように経路変更のためにDNSレコードの書き

換えルーティング変更等が一切不要となります。

Office365 管理者の観点からは、TMCAS導入に伴って、ネットワーク回り

調整も不要ですので、管理者に余計な負担をかけず容易に導入が可能です。


Cas02

さらに TMCAS 自体も以下のような「機械学習」や「サンドボックス」と

いった機能を駆使して未知の脅威に備える事が可能です。

Cas03

ルーティングが不要となるというメリットがある一方で、ご留意頂きたい

点として、TMCASの保護対象は、あくまでメールボックスに到達した

メッセージならびに SharePoint/OneDrive 上にファイルがアップ

ロードされたタイミングで検索/処理が実行されるということです。

そのため、外部へのメール送信時の動作として、送信済みアイテムのメールが

検索/処理されますが、外部へのメール送信をブロックすることはできません。

この部分に関しては、Office 365 標準の Exchange Online Protection

を利用して頂ければと思います。

Office365 における保護の役割は大きく以下の2つです。

・高度な脅威対策
 従来のシグネチャーベースのウィルス対策をはじめ、サンドボックス技術を

 利用した未知の脅威に対する保護、およびWeb、ファイルレピュテーション

 機能を提供します。

・情報漏洩対策
 データ損失保護(DLP)といった機能で、個人情報や機密情報の流出の保護

特に TMCAS でイチオシしたい機能は、情報漏洩対策の「マイナンバー」に

対するDLP機能を持っていること

Office 365 においてもDLPという機能を提供していますが、この

「マイナンバー」に関しては現状は未対応です。

この日本固有の「マイナンバー」をはじめとして、個人情報保護法などに

対応出来ているところがトレンドマイクロさんの柔軟性を感じますね!

あとは、導入がとってもシンプルで簡単です。

TMCASの導入の容易さの背景には、先ほども申し上げたようにOffice 365 と

API経由でTMCASが連携して動く点にあります。

TMCASはOffice365と同じように、30日の無料評価版を試していただける

ようになっていますので、この後、評価導入のステップをご紹介しますが、

とても簡単だなと実感頂けると思います。

それでは、実際に評価導入のステップをご紹介していきたいと思います。

※評価頂くための Office365環境をお持ちでない方は、以下のサイトに

 アクセスし、事前にOffice365評価版への登録をお願い致します。

 https://aka.ms/e5trial

まずはこちらのサイトから評価版の登録をしていきます。

https://www.trendmicro.com/ja_jp/business/products/user-protection/sps/email-and-collaboration/cloud-app-security.html

「体験版」をクリックします。
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体験版の申し込み画面が表示されますので、必要な情報を入力します。
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登録の最後は、TMCASの管理コンソールにアクセスするためのアカウントを

登録し、「体験版の利用を開始する」をクリックします。
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登録完了画面が表示されますので、画面中央にある製品コンソールのURLを

クリックします。
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初回ログイン時に、TMCASと連携するサービスを選択する画面が表示され

ます。ここではOffice 365を選択し、OKをクリックします。
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つづいて、連携に必要となるOffice 365管理者のアカウント情報を

入力します。
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アカウント入力後、Office 365で保護すべきサービスを選択します。

今回は、Exchange,SharePoint,OneDrive の3つすべてを選択して

次へ進みます。
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TMCASとOffice365との連携処理が開始され、完了すると管理コンソールの

ダッシュボード等が表示されます。
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今回の投稿はここまでとなります。

導入のステップ、如何でしたでしょうか?

次回は後編として、管理コンソールから利用可能な機能や、TMCASが

ウィルス等の脅威に対してどのように保護するかを、Office365の機能

にも触れながらご紹介していきたいと思います。

最後に余談となりますが、今回ご紹介した導入ステップの画面ショットの

各画面に緑の枠線が表示されていたと思いますがこれは Windows 標準の

「問題ステップ記録ツール(以下、PSR)」というものを利用して取得して

いたためです。

よく○○shotといったサードパーティツールが存在しますが、Windows標準

でもこのようなツールが提供されています。

意外と歴史は古くWindows Vistaから導入された機能で、Windows10に

おいても利用可能です。

PSRの本来の目的は「問題が発生した操作を記録する」もので、Microsoft

サポートの方とやり取りする中で、このPSRの結果を求められる事もよく

あります。

そんなPSRですが、作業のエビデンスを取得する際、○○shot などのアプリ

実行が禁止されている環境においても簡単に画面ショットが取得可能です。

このツールの使い方について、以下の情報などを参考に試して頂ければと

思います。

問題を再現する手順の記録
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/22878/windows-10-record-steps

Windows ステップ記録ツール(psr)のススメ
https://qiita.com/gzock/items/1c934d6577eec3b7f7ff

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

記事投稿者:津久井

X-Ray Vision as Nutanix Goes Open Source

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本記事の原文は Parag Kulkarni 氏によるものです。

原文を参照したい方は こちらをご覧ください。

情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)


はじめに

Nutanixは優れたパフォーマンスを持つHCI製品ですが、他の製品や環境と比較してどの程度の性能があるのかを客観的に示してくれるものが今回取り上げるX-Rayのようなベンチマークツールです。

X-RayはNutanix純正のベンチマークツールであり、当然のことながらHCI環境が前提となっているツールであるため、SSDキャッシュの効き具合などの要素も加味され、実運用が想定された負荷をかける仕組みになっています。

とはいえ、「Nutanixさん自身が提供しているツールなんだからNutanixの環境に忖度してるんじゃないの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますし、ごもっともだと私も思います。

そんな疑問への回答となるのが今回の記事です。

以下、本文です。


NutanixはX-RayのテストシナリオコードがMITライセンスに準ずるかたちでオープンソースとすることを発表しました

Nutanixは2017年にX-Rayという製品をリリースしています。

X-Rayにはハイパーコンバージドインフラストラクチャー製品(HCI)が、実際の状況下で混在されたアプリケーションがどのように機能するかを、お客様が高い精度で理解できるようにするというシンプルな前提があります。

この負荷をテストする機能は、すでにご利用いただいているようなさまざまなパフォーマンスベンチマークツールとX-Rayを差別化します。

最近の記事である "エンタープライズクラウドのためのChaos Monkey"(投稿時点で未翻訳)では、現実的なテストシナリオを実行してアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるという視点からHCIプラットフォームを検証するためのアイデアが議論されました。

X-Rayは、リリース以来順調に強化されており、サポートされているHCI製品とハイパーバイザーの他、テストシナリオの数と種類も増え、非常に包括的なHCIを検証するアプリケーションになっています。

では、NutanixがX-Rayをオープンソース化した理由はなんでしょうか?

それには2つの大きな理由があります。

第一に、他のどの製品よりもX-Rayの結果を信頼するべきなのはなぜでしょうか?

これは公平性のための質問です。2017年の最初の対応はユーザーが定義したカスタムテストシナリオを実行する機能を提供することでした。

デフォルトのテストセットがお客様のご要望に合致していない場合や、特定のテスト要件を満たしていない場合は、既存のテストセットを編集するか、新しいテストセットを作成するだけです。

そして、そのテストシナリオは必要に応じてエクスポートやカスタマイズ、共有、そしてインポートすることができます。

さらに今年はもう一歩前進することを決断しました。

X-Rayをオープンソース化することで、お客様はどのようにインフラが設計されているかをより正確に理解できるようになります。

さらに重要なことに、テストシナリオは調整やパフォーマンスチューニングを行うことなくHCI製品上で現状のままで実行することができるでしょう。

第二の理由ですが、Nutanixは他の組織や開発者個人が、その他のHCI製品やハイパーバイザー、テストシナリオなどでX-Rayの機能拡張することを期待しています。

このオープンソース化は外部の開発者がX-Rayをさらなる拡張を可能にしました。

Xray

X-Rayがオープンソース化される本当の意味とは

まもなくアナウンスされるX-Rayの次期リリースでは、X-Ray CurieのソースコードはMITライセンスに準ずるかたちで提供され、GitLabにて利用できるようになります。

X-RayのコアコンポーネントであるCurieは、仮想化インフラストラクチャーに対するテストシナリオを解釈し、実行し、テスト対象となるインフラストラクチャーとのインターフェイスとして仮想マシンをデプロイし、ワークロードを管理し、スナップショット、移行、および障害などの他のイベントへ誘導します。

誰でもこのソースコードをダウンロードや参照することができ、将来的にはコードのSubmit や Merge Requestもできるようになる予定です。

 

どこにオープンソース化されるのか

外部にポストしたとき、すべてのリポジトリは適切なプロジェクト名とドキュメントリンクと共に https://gitlab.com/nutanixに存在するようになります。

 

コードのSubmit と Merge Request

GitLabには、コードをSubmitしたい人が参照するべきMerge Requestについての優れたドキュメントがありますが、現在の標準とプロジェクトの方針に従ったコードのMerge Requestは、Acceptされる可能性が最も高くなります。

それは進歩を意味するでしょうか?

NutanixはX-Rayの開発と強化に努めています。また、積極的にロードマップを計画しており、昨日の提供とNutanixがリリースしたコードブランチのサポートを継続します。

オープンソース化によりお客様とベンダー各社はコードを参照することができ、また独自のニーズをもとに開発を進めることが可能です。

Nutanix X-Rayについては https://www.nutanix.com/x-ray/をご覧いただき、 https://next.nutanix.com/nutanix-x-ray-18のコミュニティに参加することでより理解が深まります。

Nutanixはすべてのお客様がハイパーコンバージド製品の展開の成功を期待しており、X-Rayはその支援を目指しています!


あとがき

今回の記事でNutanix X-Rayはオープンソース化されたソフトウェアだということがお分かりいただけたかと思いますが、これは公平性を保つために必然的な取り組みであるということが言えます。

ソースコードを公開していることで「もしNXシリーズだったらスコア増し増しにしときますね~」みたいなことも難しくなるため、どんな製品でもかかってこい!というNutanixの自社製品に対する自信の表れとも読み取れますね。

ちなみに私はVDIの担当者でもありますので、LoginVSIというVDI業界標準のツール(有償)もご紹介しておきます。

実運用での導入環境の性能が心配な方も、ベンチマークマニアの方もぜひNutanix X-Rayをお楽しみいただければと思います。

ということで、X-RayをはじめとするベンチマークツールやNutanix製品についてはネットワールドまでお気軽にご相談ください!

記事担当者 : SI技術本部 海野航 (うんのわたる) @Nutanix_NTNX

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