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AHVへのVLAN設定

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本記事の原文はであるNutanix Communityに投稿されているAHVのOpen vSwitchの基本に関する記事の翻訳です。

投稿されてから時間はたっていますが、AHVを構成する際にベースとなる構成の為、改めて紹介していきます。

原文を参照したい方はVirtual LANs for your Acropolis Hypervisor Virtual Machinesご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

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最初の記事ではLoad Balancingを紹介し本日はAHVとController VMのVLAN についてお話をします。

ストレージと管理トラフィックは実際にユーザー仮想マシンのトラフィックを別にしていますが、AHVに関してもこれは例外ではありません。VLANはユーザーVMのタイプ管でのトラフィックの分離を提供するのに便利です。

仮想化において多くのVLANはしばしばトランクされ、仮想マシンによって異なるワークの利用を行います。

Nutanixでは下の図のようにVLANコンフィグレーションでCVMとAHVをデフォルトVLAN(untagged , or Native)VLANに設定する事を推奨しています。

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Note:このデフォルト構成のVLANはユーザーVMの為にAHVが101, 102がトランクとして構成されています。

AHVとCVMへのトラフィックはVLAN Tagを構成していませんが、デフォルトの構成のuntagged 通信がAHVとCVM通信に好ましくないケースやセキュリティポシリー上、許可されない場合はVLANTagをホスト、CVMへ次の用に追加する事が出来ます。

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クラスタ内の全てのAHVホストのbr0へVLANタグを構成する方法です。

全てのホストで以下を実施してTagを追加します。

nutanix@CVM$ ssh root@192.168.5.1 "ovs-vsctl set port br0 tag=10"
nutanix@CVM$ ssh root@192.168.5.1 "ovs-vsctl list port br0"

クラスタ内の全てのCVMへVLAN タグを追加する方法です。

全てのホストへ同じように追加します。

nutanix@CVM$ change_cvm_vlan 10

本Tagの構成を実施する場合は一台づつ実施してping等が疎通出来る事を確認して次のホストへ実施という方法を推奨します。

(そのためには一旦クラスタの停止->VLAN追加 ー>ホスト起動)という形が理想です

このデザインではAHVホストとCVMトラフィックはVLAN ID 10のTagが追加されている状態となります。ユーザーVMはaCLIまたはPrismでネットワークの構成を実施します。

CVMのストレージデータと管理トラフィックはサンプルで表示しているVLAN10で通信されます。

ストレージデータと管理トラフィックで分離する必要がある場合は

ネットワークセグメンテーション等を活用して分離する事も可能です。

CVMとAHVホストはUserVMとは別のネットワークで通信が出来るようになっています。

AHVをご利用する際に考慮する項目としてこれまでに、物理スイッチとホストのネットワーク構成

OpenvSwitchの設定、ブリッジの作成に関する説明を記載しておりますので、設定の際に参考頂ければ幸いです。

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Networld_NTNX


最小限のダウンタイムでVMをAHVへ移行

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本記事の原文はNutanix Communityに投稿されているNutanix Move(旧称 Xtract )に関する記事の翻訳です。原文を参照したい方は、 Migrate your VMs to AHV with Minimum Downtimeをご確認ください。

 

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この投稿は、Nutanix Technology Champion(NTC)のMattias Sundling氏(データセンターおよびクラウドサービス部門長、A3)によって執筆されました。

 

サービスプロバイダーになることで、オンプレミスの仮想環境を実行しているお客様に常にサービスを提供できます。 それらの大部分は、VMware ESXiおよびMicrosoft Hyper-V上で実行されています。VMの可用性と私たちが費やす時間への影響を最小限に抑えながら、これらのワークロードをパブリッククラウドサービスに移動するプロセスを合理化するために、最初のベータ版以来Nutanix Move(以前はXtractと呼ばれていました)を使用しています。 リリースされたのは1年以上前のことで、VMware ESXiをサポートしていました。 だから、私たちはHyper-VをサポートするMoveのベータプログラムがあることにとても興奮していました。

 

ターゲット(移行先)のAHVクラスターに仮想アプライアンスとして実行される新しいバージョン(のMove)をインストールし、それをお客様のHyper-Vホストに接続しました。 その後、Nutanix Moveはすべてのホストからインベントリを取得し、選択したVMの Migration Plan(*1)を作成することを可能にします。 管理者/ルート資格情報を入力することで、すべてのゲストOSの準備が自動的に行われ(Nutanix VirtIOドライバのインストールとIP設定のエクスポート)、ネットワークマッピングの入力も求められます。

*1 移行ジョブのようなもの

 

Move001

 

Migration Planを構成したら、ユーザーに影響を与えずに、選択したVMのseeding the data(データの初期同期)を開始できます。 最初の同期が完了すると、VMのサイズによっては時間がかかることがありますが、進行中の同期は10分ごとに行われます。 最後のステップは、cutover を行うことで、これは移行元のVMをシャットダウンしてから移行したVMの電源を入れる前に最後のオフライン同期を1回実行することです。

 

このアプローチで気に入っていることの1つは、移行したVMで問題が解決しない場合、非常に良い切り戻すプランがあることです。 仮想NICを有効にしてソースVMの電源を入れるだけで、シャットダウン前の状態に戻ります。

  

VirtIO ドライバを使用して作成されたため、移行されたVM は初めてAHV で起動し、正常に実行されます。まずはDHCP、その後エクスポートされたIP設定が自動的に適用されるため、必要に応じてIPアドレスがMACアドレスを含めて保持されます。

 


YouTube: Nutanix Move Overview in 90 Seconds

私たちは、Nutanixに報告したベータ版のマイナーなバグに気付いただけで、すべての移行は成功したので、結果には満足しました。Nutanix Moveは、Hyper-Vのお客様に多く使用されるだろうし、お客様をレガシー環境から、Nutanix AHV をベースとするパブリッククラウドに移行することを可能にします。

 


この度 Xtract と呼ばれていた、VM の移行ツールの名称が Nutanix Move と呼ばれるようになりました。

これを機に、Nutanix Move に関して、あらためて知りたいという方がいらっしゃいましたら、手前味噌ではありますが、ネットワールドらぼの過去の Xtract 関連記事もあわせてご参照いただければと思います。

 

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Nutanix Files と Nutanix Files Pro ライセンスのクラウドライクな柔軟性

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本記事の原文はNutanix Community に投稿されているNutanix Files(旧 Acropolis File Services)の新しいライセンス体系に関する記事の翻訳です。原文を参照したい方は、Cloud Like Flexibility for Nutanix Files and Nutanix Files Pro Licensing をご確認ください。

 

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この記事は、ストレージサービス担当シニアプロダクトマーケティングマネージャ、Devon Helmsによって執筆されました。

2年足らず前にAcropolis File Services(AFS)を立ち上げて以来、エンドユーザーの採用が急速に進んできました。 私たちは現在、ペタバイト規模のデータを管理している1000近くのお客様を抱えています。 これらのお客様の多くは、レガシーNASソリューションに代わる、スタンドアロンのNASクラスタとしてAFSを展開しています。 これらのお客様は、私たちが過去4年間に渡り行なったエンジニアリング投資より、NAS市場で効果的に競争できるソリューションをもたらしたことに気づかせてくれました。

その結果、昨年11月15日に、Nutanix Files と Files Proを立ち上げました。 Files は、既存のAOSクラスタにNAS機能を追加したいお客様のためのものです。 Files Proは、当社のソリューションを専用のNASクラスタとして展開したいお客様のためのものです。

 

容量ベースのライセンス

Nutanix FilesとNutanix Files Proの両方が、新しい“Used capacity”ベースのライセンス(capacity based licensing)を導入しています。

 

 “Used capacity” とは、管理する容量を指し、ライセンス基準の指標です。一例として、お客様が専用NAS クラスタに 250TB のファイルデータを持っている場合、250TB の Nutanix Files Pro ライセンスを購入します。クラスタの物理容量がより大きい場合でも、お客様は、必要な容量のソフトウェアライセンスを購入するだけで済みます。

 

容量ベースのライセンス構造の利点

 このライセンス方式には、多くの利点があります。主な利点は、数か月あるいは数年使用されないかもしれない容量を事前購入する費用を控除するために、お客様が必要に応じて支払うモデル(pay-as-you-grow)を使用できるようになることです。もう一つの関連する利点は、長期計画の簡素化です。私たちのお客様の多くは、非構造化データが爆発的に増加し、その増加をあらゆるレベルの正確に予測することは困難です。

 

容量ベースライセンスと、Nutanix Filesおよび、Nutanix Files Pro の独自のスケールアップ-スケールアウトアーキテクチャを組み合わせることで、お客様はニーズに合わせて時間の経過とともに簡単かつ柔軟に環境を拡張することができます。

 

AOS を利用するお客様のための Nuatnix Files 無料容量

この新しいライセンスモデルは、まだNutanix Files やNutanix Files Pro を自身の環境に採用していない多くのNutanix のお客様には間違いなく興味を持ってもらえるでしょう。 現在、Nutanix AOS クラスタごとに1 TBのNutanix Files 容量を無償提供しています。 この容量により、既存のAOS のお客様は、自分の環境でNutanix Files をテストし、このシンプルで柔軟でインテリジェントなファイルストレージソリューションの利点を直接体験することができます。

 

Nutanix Files と Nutanix Files Pro の利点

容量ベースのライセンスは、Nutanix Files および、Nutanix Files Pro が提供する多くの新機能の一つに過ぎません。3月のリリースでは、エンドユーザがどのようにデータにアクセスしているのか見通したり、潜在的な脅威を可視化したりする新しいFile Analytics 機能を提供するでしょう。また、新しいNFSv3 とマルチプロトコル機能をリリースし、お客様の様々なアーキテクチャが混在した環境に柔軟性を提供するでしょう。

あなたは http://nutanix.com/filesでファイルストレージにおけるこれらの大きな進歩のすべてについて学ぶことができます。



C_3 2019 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Nutanix logo and the other Nutanix products and features mentioned herein are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).


記事担当者 : SI技術本部キタガワ @Networld_NTNX

Xi Leap - 実証済み、高速かつ効率的

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本記事の原文はNuatnix Community に投稿されている Nutanix Leap(旧Xi DR サービス)に関する記事の翻訳です。原文を参照したい方は、Xi Leap - Proven, Fast and Efficientをご確認ください。

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この記事はNutanix のPrincipal Technical Marketing Engineer であるDwayne Lessner氏によって書かれました。

 

「悪魔は細部に宿る」という古いことわざがあります。 あなたが何かを考えてから、より多くの支払いが必要になったり、何かを修正したり、または購入したものがうまく動作しないままだったのなら、痛みを感じていたでしょう。 昨年末、私は目標復旧時点(RPO)の重要性に加え、目標復旧時間(RTO)の提供に関する記事を書きました。 私は、Xi East Regionへ接続し使用しているオンプレミスラボクラスタの技術的な詳細をいくつか共有したいと思いました。フェイルオーバーを行ってもアプリケーションのパフォーマンスを維持し続ける、Xi Leaps SLAのRTOを証明したいです。

 

実証済みの結果

テスト中に達成できたこと:

・1VMあたりのリストア時間が8秒未満

・オンプレミスまたはXiの同じ仮想マシンで同等のパフォーマンス(1分あたり+ 60万トランザクション)を達成

・同じイメージから仮想マシンを作成するとき、NutanixスナップショットはXiへの通信よりも効率的である

 

詳細については、ブログの残りの部分を読み、以下に含まれる3つのビデオをご覧ください。

 

現在の私のラボクラスタでは、フェニックスにある環境で動作しており、パワーオンの流れをテストするのに、さまざまなサービス、Active Directory、Citrix for VDIのフェールオーバーテスト、SQLパフォーマンス、およびさまざまな多層アプリケーションがあります。

1

  

私の Xi Region は、Xi Eastでバージニア州アッシュバーンにあります。アリゾナ州フェニックスからアッシュバーンへの平均的なレイテンシは、Palo Altoが提供するソフトウェアVPNを介したレプリケーションで約58ミリ秒です。 オンプレミスの自動設定で5つの異なるネットワークベンダーをサポートしていますが、これらのデバイスに限定されません。

 

2 

効率的なハードウェアベースのスナップショット

私は、6 vCPU、32 GBのRAM、ストレージとして450GB の使用可能な容量がある8つのvDiskを備えた中規模のSQLサーバーを展開しました。 サーバー上の最初のコピーが複製されたらすぐに、追加の10個のコピーをオンプレミスで複製し、Xi Leapで保護することで、Nutanixスナップショットの効率性を示したかったのです。 以下のビデオは、メタデータがどのように追跡されているのかを示していますが、全体の450 GB×10回を複製している訳ではありません。 Xiテナントにログインするまでに、レプリケーションが完了したことがわかります。 したがって、同じイメージから多数のVMを構築しているのであれば、Xiでネットワークとストレージのコストを全容量分支払う必要はありません。 また、これらはハードウェアベースのスナップショットなので、長いスナップショットチェーンについて心配する必要はなく、手動でそれらをつぶすために時間を費やす必要はありません。

Nutanix hardware based snapshots allow for efficient data transfer for Xi Leap
YouTube: Nutanix hardware based snapshots allow for efficient data transfer for Xi Leap

 

低 RTO

10個のSQL VMが完全にXiに複製されたので、復元にかかる時間を見てみましょう。 200台以上の仮想マシンに障害が発生した場合、完全な復元には約20分かかります。 簡単なフェイルオーバープロセスを見るために以下を見てください。

 

Xi Leap for Fast RTOs (Recovery Time Objective)
YouTube: Xi Leap for Fast RTOs (Recovery Time Objective)

 

上記のビデオは、仮想マシンあたり10秒以内にVMを復元できることを実証できました(ビデオでは仮想マシンあたり7.7秒でした)。復旧のスピードは、オンプレミスとクラウドソリューションで同じイメージフォーマットを使用していることに起因します。同じイメージフォーマットを使用すると、仮想マシンの変換プロセスを経ずに、準備が整ったらオンプレミスに戻ることもでき、オンプレミスに戻る RTO を低減することができます。ビジネスクリティカルなサービスをバックアップし稼働させるという重圧があるとき、同じ管理フレームワークとVMイメージフォーマットを持つことでユーザーエラーを回避するべきです。

 

安定したハイパフォーマンス

XiにはいくつかのちょうどいいサイズのSQL VMがあったので、新しいクラウドストレージ構造を考え出すことを心配することなく、オンプレミスで実行するのと同じようなパフォーマンスを達成する方法を示すことで、復元プロセスを集約したかった。以下のビデオでは、オンプレミスとクラウドで同じデータセンターオペレーティングシステムを使用しているため、パフォーマンスを犠牲にすることなく柔軟性が得られます。

 

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図1オンプレミスとクラウドでの同様のパフォーマンス

Xi SQL Server Performance
YouTube: Xi SQL Server Performance


 

Xi Leapを使用すると、パフォーマンスを心配することなく、ITスタッフを再トレーニングすることなく、また2つ目のDRデータセンターを維持することなく、ビジネスを迅速に再開および運用することができます。 オンプレミスの利点をすべて維持しながら、ワンクリックでフェイルオーバーを実現します。

 

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Photo2019 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Nutanix logo and the other Nutanix products and features mentioned herein are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).


記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Nutanix Move 3.0(旧Xtract for VM)がGA

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本記事の原文は記事の原文はDerek Seaman氏の個人ブログの記事の翻訳ヴァージョンです。原文を参照したい方は、Nutanix Move 3.0 (formerly Xtract for VMs) now GA をご確認ください。

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最新の Nutanix Move 3.0 です。Nutanix Move 3.0とは何でしょうか?Move 3.0は、以前はXtract for VMと呼ばれていた製品の次のメジャーリリースです。 Xtract for VMは、Nutanix AHVハイパーバイザーへのVMの簡単な移行を可能にする無償のNutanix製品です。 VMをAHVに移動するにはさまざまな方法がありますが、Moveは最も優れたツールの1つです。私は無償と言いましたか?はい、言いました。私の顧客の何人かはそれを使用し大きな成功を手に入れました。

 

Move 3.0の新機能:

 ・Move のサービスはDockerisedになり、すべての Moveサービスと MoveエージェントサービスはDockerコンテナとして実行されるようになりました。 アーキテクチャ的には、これは移動を「サービス化」し、サービスをほとんど中断することなく機能を追加/更新する機能を提供するとともに、どこでも移動を実行できる柔軟性を提供するための重要なマイルストーンです。

・移行元としてのHyper-VのGAリリース、ESXiとAWSのソースリストへの追加

・Move のワンクリックアップグレード。 (ダークサイトのサポートが登場)

・UI のステータスアップデートの強化を伴う大規模な VM 移行向けユーザーエクスペリエンスの更なる機能強化

・単一のマイグレーションプラン(* 移行ジョブ)の中に、自動で準備されたソースVM と手動で準備されたソースVMの混在を許可するソースVM の混在モードをサポート

・移行元のESXi上で実行されているLinuxソースVMに対するPEMベースの認証のサポート

・最後に、「Xtract for VM」から「Nutanix Move」へのブランド変更

 

Move 3.0は、移行元がESXi 向けにCentos / RHEL 6.3、Suse Linux Enterprise Server 12、Ubuntu 12.0.4サーバーエディション、Ubuntu 18.0.4サーバーエディションのゲストOSもサポートしています。さらに、移行元が Hyper-V 向けにWindows Server 2019ゲストOSのサポートが追加されました。

 

便利なリンク:

Release Notes
User Guide
Downloadable Bits


記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Nutanix VirtIO ハードウェア取り出しの無効化

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こんにちは、ネットワールドの海野です。

今日はNutanix VirtIOについて記事を書きました。

Nutanix環境において Windows OSの利用時、右下のタスクトレイから仮想ハードウェアの「取り出し」ができてしまいます。

仮想ハードウェアの「取り出し」を行うと仮想マシンの正常動作に影響が発生しますので、

対策方法をまとめました。

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前提条件

対象となるWindows仮想マシンが Active Directory へ参加していること。

対応の概要

Active Directory の GPO にてスタートアップスクリプトの作成および適用を実施します。

対象となるWindows仮想マシンで「ハードウェアの取り出し」が無効となったことを確認します。

用意するスクリプト (テキストファイルにコピーして拡張子を.batにします。)

reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1000&SUBSYS_00011AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&18" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f
reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1002&SUBSYS_00051AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&28" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f
reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1004&SUBSYS_00081AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&20" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f

手順 (画像でお楽しみください。)

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これで完了です。


以下、参考情報です。

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15※この記事の元ネタを書いてくださった William Fulmer 氏に感謝申し上げます。
 元ネタ : WHERE DID I READ THAT ( Removing Nutanix AHV Acropolis HotPlug Devices )

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今日はこんなところで。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

VDPとは違うのだよ、VDPとは!(Veeam BR)

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2017年4月にVMware社からvSphere Data Protection(以下、VDP)の提供終了が発表されましたが、VDPを使用して仮想マシンをバックアップしているお客様から、移行先となるバックアップソフトを検討していると弊社にご相談いただく機会が増えてきました。

End of Availability (EOA) of VMware vSphere Data Protection (2149614)

https://kb.vmware.com/kb/2149614

そこで、今回はVDPからの移行先のバックアップソフトの候補の1つとして、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)とVDPの違いやVDPから移行するメリットをご紹介したいと思います。


VDPを使い続ける課題

まず、VDPを使い続けた場合の問題点を見てましょう。

(1)サポート期限

VDPのサポート期限は下記で公開されておりますが、VDPの最終バージョンの6.1はジェネラルサポートの終了が2020年3月12日、テクニカルガイダンスの終了が2022年3月12日となっています。

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle-matrix.pdf

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ジェネラルサポートとテクニカルガイダンスの違いは下の表の通りですが、ジェネラルサポートが終了すると新規のセキュリティパッチの提供や新規の不具合の修正が行われなくなりますので、セキュリティリスクが高くなり、障害が発生した場合に問題が解決しない可能性も出てきます。

https://www.vmware.com/jp/support/policies/lifecycle.html

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(2)対応vSphereバージョン

次にVDPが対応するvSphereのバージョンを確認してみましょう。VMare製品の互換性は下記から確認できますが、VDPのバージョン6.1.8以降で6.5 Update2に対応しておりますが、6.7には対応していないため、vSphereを6.7にバージョンアップする際にはVDPから別のバックアップソフトへの移行が必須になります。

<VMware Product Interoperability> https://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php

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(3)対応Data Dmainバージョン

VDPのバックアップ先としてはVDPの仮想アプライアンスの仮想ディスクだけでなく、Dell EMCの重複排除バックアップストレージであるData Domainも利用できますが、Data Domainにバックアップしている環境ではData DomainのOS(以下、DDOS)のバージョンも考慮する必要があります。
 

Dell EMC社の互換性リストを確認すると、VDPの最終バージョンの6.1はDDOS 6.0までの対応になっており、DDOS 6.1以降には対応していないため、DDOSのバージョンを6.1以降にバージョンアップすることができません。

http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/getDataDomainBoostCompGuidePage.do

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Dell EMC社のKB(要:Dell EMCアカウント)で公開されておりますが、VDPにDDOS 6.1.xのData Domain を追加しようとするとエラーになります。

VDP: Adding a Data Domain with DDOS version 6.1.x to the VDP fails with error "Invalid hostname or credentials"

https://support.emc.com/kb/507577

 

下の表はDDOSのサポート終了日を纏めたものです。DDOS 6.0のサポート終了日は現時点では決まっておりませんが、6.0.1.xは既にサポートが終了しておりますので、DDOS 6.0のサポート終了日にも注意しましょう。

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尚、DDOS 6.0のサポート終了日の最新情報は下記から確認してください。(要:Dell EMCアカウント)

https://support.emc.com/products/41097_DD-OS-6.0

VBRに移行する理由(メリット)

次に、VDPとVBRの違いを見てみましょう。

(1)vSphereとData Domainへの対応

VBR 9.5 Update4ではvSphere 5.0から最新の6.7 Update1までの幅広いバージョンに対応しております。

https://www.veeam.com/veeam_backup_9_5_u4_release_notes_rn.pdf

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Data Domainに関しても既にVBR 9.5 Update3でDDOS 6.1に対応しており、最新のVBR 9.5 Udpate4aでDDOS 6.2にも対応しました。

KB2926: Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 4a

https://www.veeam.com/kb2926

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(2)対応バックアップデバイス         

下の表はVDPとVBRの対応しているバックアップデバイスを比較したものです。VDPは仮想アプライアンス、VBRはWindowsにインストールするアプリケーションという違いはありますが、VBRはVDPと比べて多くのデバイスに対応しています。

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(3)アプリケーション対応

下の表はVDPとVBRの対応している仮想マシンのアプリケーションを比較したものですが、VDPはSQL Server/Exchange/SharePointだけになり、新しいバージョンにも対応できていませんが、VBRは最新バージョンにも対応しており、更にActive DirectoryとOracleにも対応しています。

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※アプリケーションによっては、Service Packの要件もありますので、ご注意ください。
 

アプリケーションの対応内容にも違いがあります。VDPの場合には、仮想マシンに各アプリケーション用のソフトウェアをインストトールし、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップとは別にアプリケーション単位でもバックアップする必要があります。

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重複排除によりバックアップデータは大きく変わらないとしても、仮想マシンにソフトウェアをインストールしなければならない点やバックアップジョブの数が増えること、バックアップ実行タイミングが重ならないようにするなど考慮すべき点は増えます。

それに対して、VBRの場合は、仮想マシンにソフトウェアのインストールは不要で、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップをするだけでアプリケーションを含めてバックアップすることができ、そのバックアップデータから仮想マシン単位・アプリケーション単位どちらのリストアもできてしまうのです。

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(4)ファイルレベルリストア

VDPとVBRはどちらも仮想マシン全体のバックアップからファイル単位でのリストアができますが、そのファイル単位でのリストアにも違いがあります。下の表は対応しているファイルシステムを比較したものですが、VDPは対応しているファイルシステムが少なく、制限が多いのに対してVBRは多くのファイルシステムに対応しています。

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実際のリストア操作においても、違いがあります。VDPはバックアップ対象の仮想マシンからブラウザでVDPのファイルレベルリストア用のサイトにログインしてリストアしなければなりません。

<VDPのファイルレベルリストア画面>

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それに対して、VBRは管理サーバもしくは、リモート管理コンソールをインストールしたマシンからリストア操作ができ、バックアップ対象の仮想マシンからリストアしなければならないという制限はありません。

<VBRのファイルレベルリストア画面>

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VDPのようにバックアップ対象の仮想マシンからブラウザを使用してユーザーにリストアをさせたい場合には、セルフサービスリストアの機能を利用すれば、VDPに近い運用も可能です。

<VBRのセルフサービスリストア画面>

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(5)通知機能

VDPもVBRもメール通知機能がありますが、その内容には違いがあります。VDPの場合は、1日1回サマリーのメールを1通送信するだけになります。

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複数のバックアップジョブを設定した場合でも1通のみになり、特定のバックアップジョブが失敗していた場合に対象のジョブを確認しづらいという問題があります。

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それに対して、VBRはバックアップジョブ毎にメ―ル送信を設定でき、更に失敗した場合のみ通知する設定もできるため、どのバックアップジョブが失敗したのかが分かりやすくなっています。

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(6)構成情報のバックアップ

VDPは仮想アプラインスとして提供されております。仮想アプラインス自体が壊れてしまった場合には、仮想アプラインスのデプロイ自体は簡単ですが、バックアップジョブなどの設定は全て再設定になります。それに対して、VBRは設定情報をバックアップする機能があるため、VBRのサーバが壊れてしまった場合でもOSとVBRのアプリケーションをインストールし、バックアップしておいた構成情報をリストアすれば、バックアップジョブやカタログ、認証情報などの設定を戻すことができるため、再設定が不要になります。

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(7)スケールアウト対応

仮想マシンが多数あるような大規模環境では1台のVDPだけでは、バックアップを処理しきれない場合があります。そのような時、VDPの場合は追加のVDPアプライアンスを展開することになりますが、それぞれのVDPがバックアップ管理サーバ兼バックアップ処理サーバとなるため、各VDPにログインしてバックアップ設定をすることになり、運用も煩雑になります。

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それに対して、VBRはバックアップ処理サーバ(Proxy Server)だけを追加することができるため、バックアップ設定は1台のバックアップ管理サーバにログインして行えば良いため、運用が楽であり、簡単にスケールアウトすることが可能な仕組みになっています。

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以上のように、VBRにはVDPの問題を解決でき、更に多くのメリットがあります。ここでは書き切れませんが、VBRには他にも魅力的な機能が沢山ありますので、VDPから別製品への移行を検討している方は、VBRを検討頂ければ幸いです。

VBR以外にも弊社では多数のバックアップソフトを扱っておりますので、VBRに限らず、仮想環境のバックアップは弊社にお気軽にご相談ください。それでは、また。

 担当:臼井

セルフサービスの権限:セルフサービスリストア

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本記事の原文は記事の原文はNutanix Community Blog の翻訳になります。原文を参照したい方は、The Power of Self Service: Self Service Restoreをご確認ください。

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誤ってファイルを削除したり、重要な構成ファイルを上書きしたりするなどの問題からの復旧は、とりわけ大企業のストレージまたは仮想化の管理者である場合、非常に面倒です。 ほとんどの場合、これにはバックアップまたは仮想化管理の支援が必要になります。バックアップまたは仮想化管理は、あなたと同じチームで作業することすらできず、応答を得るまでに数時間または数日かかることがあります。

 

これが一般的に機能する方法は、アプリケーション管理者が仮想化管理者にリカバリを要求することで、仮想化管理者は、古いスナップショットを復元し、新しいVMとしてこのスナップショット全体を復元する必要があります。 そして、仮想化管理者はファイルを復元できるようになったアプリケーション管理者にVMレベルのアクセス権を付与します。 アプリ管理者が作業を完了したら、彼は仮想化管理者に復旧が完了し、復元された仮想マシンをリサイクルできることを再度伝えなければなりません。

 

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Nutanix 4.6のリリースにより、アプリケーション管理者はNutanix Self Service Restore(SSR)と呼ばれる強力なセルフサービス機能を通じてファイルを回復することができます。 Nutanix管理者はVMごとにSSRを有効にでき、これにより、信頼するアプリ管理者にセルフサービスの権限を与えることができます。

 

有効にすると、アプリ管理者はVM内からスナップショットを簡単に管理できます。利用可能なスナップショットを一覧表示し、特定のスナップショットをマウントまたはマウント解除します。スナップショットがマウントされると、WindowsゲストOSに新しいドライブとして表示されます。管理者は必要なファイルをコピーアウトしてからスナップショットをアンマウントできます。

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管理者がマウント解除を忘れた場合、マウントされたスナップショットの輻輳を回避するために24時間後に自動的にクリーンアップされます。 もちろん、管理者はスナップショット履歴を検索する必要がある場合に備えて、複数のスナップショットを同時に自分のVMに接続することができます。

 

セルフサービス機能を使用するには、Nutanixゲストツール(NGT)がゲストOS内にインストールされている必要がありますが、これはコントロールプレーン操作のためにゲストから Nutanix CVM へセキュアに通信したり、ディスク署名のクラッシュのハンドリング、

システム予約パーティションを隠すなどのタスクを担当する、Nutanix製品の新しいコンポーネントです。SSRは、VMware vSphereハイパーバイザーとNutanix AHVハイパーバイザーの両方で完全にサポートされています。

 

今回のリリースのSelf Service Restoreには、いくつかの小さな制限事項があります。

・SSRは、WindowsデスクトップおよびサーバーOS、Windows 7またはWindows 2008 R2以降をサポートしています。

・ベーシックパーティションを作成したディスクはバックアップや復元が可能です(ダイナミックディスクは不可)。

・vSphereスナップショットを持つ仮想マシン(vSphere Deltaディスク)は現時点ではサポートされていません。

 

 

これはほんの始まりに過ぎず、アプリ管理者にさらに多くの機能を提供する有望な方向性を表しています。この機能はもちろん、カタログ管理、オブジェクトレベルの復元、外部のバックアップなどの機能を提供する私たちのパートナーのCommvaultのような、本格的なバックアップソリューションに代わるものではありません。VMとファイルレベルのリストアバックアップオプションを探しているお客様で、特にコストを意識しているSMBとROBOのお客様には、このSSR が適用する場合があります。

 

セルフサービス復元機能が追加されたことで、Nutanixは、コンピューティング、ストレージ、および仮想化機能を提供する唯一のハイパーコンバージドソリューションの価値をさらに高め、アプリケーション管理者自身によるバックアップおよび復元機能も提供します。

 

これ以上のデータ保護や障害復旧関連の機能について質問やフィードバックがある場合は、より多くのニュースを常にチェックし、@ Nutanixまたは私個人的には@ MarkNijmeijerCAにご連絡ください。 また、Nutanix NEXTコミュニティで会話を続けてください。

 

この記事はNutanixのPrincipal Product ManagerであるMark Nijmeijerによって書かれました。

 

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今回は少し古い記事ですが、Nutanix Self-Service Restore の記事を翻訳させていただきました。

 

年度初めの4月ということもありますので、Nutanix をこれから始める方向けに、Nutanix の特徴的な機能や、基本的な部分のご紹介も織り交ぜていきたいと思います。

 

なお、本文中に制限事項について記載がありましたが、最新の AOS 5.10.x では、Windows 10 や 最新の Windows Server、CentOS や RHEL などのLinux OS でも SSR 機能をサポートしております。

 

2019年4月現在の具体的な要件や制限事項については、こちらをご参照ください。

 

 

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX


Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その1)

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この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

Lenovo 社が提供する XClarity と呼ばれるサーバー管理ソフトウェアに関するご紹介となります。

今後、XClarity 関連について、全4回にわけて寄稿いただく予定ですが、今回は記念すべき第1回となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについてお話したいと思います。サーバー管理はどこでも同じではないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、サーバー・ベンダーによってそれぞれ特色があります。特に外資系のハードウェアベンダーについてはハードウェア管理だけでなく、OSインストールの簡素化リモート拠点からの画面コンソールの制御トラブルシューティングに役立つ機能などサポートされています。また、LenovoのXClarityについてはサーバーだけにとどまらず、Lenovo製のストレージ製品やネットワーク機器も同様のソフトウェアが管理することができ、インフラストラクチャのプロセスの標準化や自動化を行うことができます。

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本日は第一弾としてXClarityの概要の説明とXClarity Controller (LXCC)およびXClarity Provisioning Managerをご紹介したいと思います。

 

  1. XClarityとは?

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XClarityは冒頭でもコメントしましたが、LenovoのハードウェアファミリーであるThinkSystem シリーズ(SR/ST/DE/DM/NE)のハードウェア情報を管理できるツールです。ハードウェア管理というと一般的に監視ソフトウェアでMIB情報やBMCなどで情報を取得して管理すれば同様の内容が実現可能かと思いますが、例えば、ハードウェアメーカーで持っている固有の情報(マシン固有のシリアルナンバーなど)をREST APIを利用して取得することができたりします。シリアルナンバーを取得することにより、サーバー製品の資産管理で利用することもできます。また、サーバー・ベンダーで開発している管理ソフトウェアだからこその効果については、ハードウェアの作業の簡素化について作業時間に直すと、(マニュアル作業に比べて)約95%の時間短縮が見込まれます。作業ステップに関して、(マニュアル作業に比べて)約75%のステップ削減を実現します。ハードウェアの状況を正確に把握するために、XClarityは管理コンソール(XClarity Administratorおよび XClarity Essentials)サーバー内部のハードウェア管理を行うXClarity Controllerこれらをすべて統合したXClarity Integratorの4つの製品群で構成されます。

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XClarityの製品群についてはさらに細かく分類するとこちらのイメージになります。XClarity Mobile AppなどはスマートフォンでUSBポートを利用してサーバーの情報を確認することができるようになっています。また、消費電力を管理するXClarity Energy Managerはラックに収容されているThinkSystemの機器全体の消費電力を管理することが可能です。この機能を利用することによりデーターセンター全体の消費電力をコントロールすることが可能になります。

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こちらの表はXClarityのソフトウェアファミリーの機能比較になります。それぞれの製品が機能競合しあうものではありませんが、無償・有償などの違いもあるので参考までに見て頂ければと思います。ハードウェア管理の機能であれば無償で利用可能ですが、Call Homeなどのハードウェア故障でそのままサポート可能なサービスが付加されているようなものについては有償になります。NutanixやVMware vSANなどのハイパーコンバージド環境でミッションクリティカルに近いワークロードを動作させているようなケースでは、有償ソフトウェアのXClarity Proを選択して導入することをお薦め致します。

 

  1. XClarity Controllerについて

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XClarity ControllerはすべてのThinkSystem サーバーに共通で組み込まれている管理エンジンで、そのインタフェースは以前のバージョンに比べて刷新されています。Redfish準拠のREST APIで業界標準化されたインタフェースでサーバー内部の情報を取得できます。さらにOS画面の起動およびファームウェアアップデートの高速化も図られ、ユーザーエクスペンスが向上している管理ソフトウェアです。

 

主なユーザーエクスペリエンス

  • 直感的なダッシュボード
  • 一目でわかるステータスの視覚化
  • 一般的なシステムアクションに簡単にアクセス
  • HTML5ベースのグラフィカルユーザインタフェースとリモートコントロール

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先の章でもご紹介しましたが、今回のXClarityはスマートフォンからインタフェースを閲覧することが可能になっています。モバイルアプリのような機能で操作パネルをサポートします。

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ファームウェアの更新も簡単にできます。現状のファームウェアのバージョンからアップデート可能なバージョンがあれば一覧に表示され、アップデートしたい場合に対象のモジュールをクリックするだけでバージョンアップ可能です。(Nutanixなどのハイパーコンバージド環境のローリングアップデートを行い場合は、管理コンソールから実施してください)

こちらはサーバーのファームウェアだけでなく、NICなどのアダプタのファームウェアもアップデート可能になっています。

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サーバーのRAIDセットアップを行うことができます。複数のアダプタ用に最適化されたアレイ構成の視覚化、ウィザードによる新しい仮想ディスクの作成を行うことができます。

ThinkSystem以前のXClarityではこのようなGUIはなかったこともあり、非常に使いやすくなっております。9

リモートコントロール操作についてですが、データーセンターに設置しているサーバーにオフィスからアクセスしたいけど、(上図のESXiの管理画面など)コンソール画面を利用したい場合などがあると思います。XClarityはHTML5ベースのリモートコントロールを提供してリモートオフィスからの画面操作が可能になっています。また、HTML5のためJavaおよびActiveXなどのプラグインなどを排除されています。

また、リモートコンソールだけでなく、ローカルPCからISOイメージを入れて、仮想メディとしての利用やCIFSおよびNFSファイルサーバーからのISOイメージのリモートマウントの機能も提供されています。

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画面キャプチャなどもGUIのメニューからできるようになっているため、トラブルシューティングにも非常に役立ちます。

こちらの機能はAdvancedのライセンスが必要になりますのでご注意下さい。

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XClarityは最新のブート・ビデオを過去3回分録画されており、再生してみることができます。起動画面をキャプチャし忘れてしまった時などに利用するときに非常に便利な機能です。こちらは最新版で新機能としてサポートしており、ライセンスもEnterpriseライセンスが必要となりますのでご注意下さい。

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リソースの使用率の表示している画面になります。表示項目は以下の内容です。

  • ソケットクラスタ別にCPUとメモリの温度を表示
  • ヒストリカルな消費電力表示
  • ヒストリカルなシステムリソースの使用率
  • ファンの回転数

表示したデータについては、エクスポートすることも可能になっており運用者のレポート作成にも役立つ機能になっております。

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電源ポリシーについてですが、サーバーに搭載されている電源ユニットから情報収集することで、冗長化ポリシーや電力容量のキャッピング(上限設定)を行うことでサーバーおよびデーターセンターの電力の節約に効果をもたらします。こちらは新機能と利用できますが、キャッピング機能についてはEnterpriseライセンスが必要になりますのでご注意下さい。

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XClarity Controllerのエディションを紹介いたします。データーセンターとの連携が必要な機能についてはAdvancedやEnterpriseの機能が必須になりますが、通常のマシンルームでサーバーを管理するだけであれば、Standardの機能で十分です。ただし、障害対応を迅速対応を行うことのできるブートキャプチャ機能は利用してみると良いと思います。

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ここまでXClarity Controllerの機能を紹介してきましたが、もう一つのメリットがあります。それはオープンスタンダードであるということです。今までのサーバー・ベンダー固有の機能を独自で開発が進められてきましたが、最近は様々な機能との連携が必須になってきており、業界標準技術を利用することが求められてきています。

その業界標準の技術がREST APIの対応となります。

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REST APIに関しては業界標準のRedfishを採用しています。Lenovoはシステムの相互運用に特化した標準化団体であるDMTFの理事会のメンバーでもあるため、ThinkSystemはまさに業界標準化された規格を取り込んだサーバーです。

  1. XClarity Provisioning Managerについて

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XClarity Provisioning Managerは全く新しいプロビジョニングツールです。すべてのThinkSystemサーバー製品ラインナップに共通で、新しいユーザーインタフェースを搭載しています。UEFI 2.5オープンスタンダードでかつ、直感的なワークフローになっておりBIOSとRAID設定が可能でありファームウェアアップデート、組み込みドライバーを利用したハイパーバイザーおよびオペレーティングシステムのインストールと診断機能も付いています。最新バージョンからは日本語もサポートされており、非常に使いやすくなっています。

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初期画面から「F1」キーを押下するとXClarity Provisioning Managerが起動します。その後、システムのサマリが表示されサーバー上のファームウェアのバージョンやデバイスの情報を確認することができます。

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プラットフォームの更新についてはXCC(XClarity Controller)やWindowsやLinuxのDriverなどをアップデートすることができます。

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RAIDのセットアップもXCC同様に行うことができます。細かいところですが、ホットスペアなどの指定も可能になっています。

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OSのインストールの画面になりますが、ここでは自動インストール選択さればインストールが始まります。もちろんUSBメモリなどでOSのイメージを選択してインストールメディアを選択することも可能です。

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こちらでOSをインストールするドライブを選択します。最近ではThinkSystemにもM.2のデバイスにOSをインストールできるようになっているため、こちらのデバイスをRAID設定で保護しておけばドライブそのものはデータ容量として利用することができます。

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次にOSの選択画面になりますが、Windows/Linux/VMwareなどが選択可能です。もちろんXClarity Provisioning Managerが対応したOSでなければバージョンは表示されません。またOSのイメージはローカルだけでなくネットワーク共有も指定可能になっています。

 

次回のブログはXClarity Administratorをご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。


Lenovo 社の ThinkSystem サーバーを管理するソフトウェア XClarity の概要と XClarity Controller および XClarity Provisioning Manager についてご紹介いただきました。冒頭でもお伝えしたように、小宮様には、引き続き XClarity 関連の記事を寄稿いただく予定ですので、みなさまどうぞご期待ください!

Acropolisハイパーバイザーを使用した柔軟なDRとコスト削減

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本記事の原文は記事の原文はNutanix Community Blog の翻訳になります。原文を参照したい方は、Flexible DR and Reduce Cost By Using The Acropolis Hypervisor をご確認ください。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


今日のAcropolis 4.5では、Xtreme Computing Platform(XCP)の私たちの非同期レプリケーションのスケールアウトの驚異すべてを楽しむことができます。 VMごとのスナップショットにより、管理者は従来の方法と比較して、数えきれない時間を節約できます。

 

複数のVMをNutanix保護ドメインにまとめて、同じRPOを持つ単一のエンティティとして操作することができます。これは、Microsoft SQL ServerベースのアプリケーションやMicrosoft Exchangeなどの複雑なアプリケーションを保護しようとするときに役立ちます。 VMをグループ化するという保護ドメインアプローチと、異なるVMを単一のLUNに統合するという従来のSANアプローチを使用することの主な利点は、VMのポータビリティです。データを移動またはコピーしたり、ビジネス継続性のデザインを再設計したりする必要なしに、XCP上の異なる保護ドメイン間でVMを移動できます。 従来のSANの場合、VMのSLAを変更するには、おそらくVMを別のLUNまたはボリュームに移行する必要があります。新しいストレージとともに、ハイパーバイザー層も考慮される必要があり、また、設定にかかる時間と労力を考慮する必要があります。

 

NutanixのVM単位のスナップショットでは、プライマリNutanixクラスタから1つ以上のセカンダリNutanixクラスタに個々の仮想マシンを効率的に複製することもできます。XCPは、ファンアウトおよびファンインまたはマルチウェイのレプリケーションモデルをサポートすることで、バックアップおよび災害復旧用の柔軟なマルチマスター仮想化環境を構築できます。多数のリモートオフィスやブランチオフィスへの配備では、柔軟な展開モデルが役に立ちます。

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柔軟なトポロジオプションは、サードパーティの管理ソリューションに関係しない

 

 

興味深いことに、Acropolisベースのハイパーバイザークラスタは、ESXiのバックアップクラスタにも使用できます。プライマリ側に低い保持スケジュールを設定し、リモートの Acropolis側に大きな保持スケジュールを設定できます。今日では、当社のストレージオンリーノードNX-6035c(※現在は販売終息)を使用して、ストレージとライセンスのコストを節約するためのバックアップクラスタを形成することもできます。 リモートサイトでAHVを使用して、企業でESXi / Hyper-Vクラスタに複製することもできます。

 

もう1つ言及しておく価値があるのは、レプリケーションサービスもスケールアウトされているということです。 Nutanix上でクラスタを拡張しても、レプリケーションがいくつかのノードでボトルネックになることはありません。 すべてのノードはレプリケーションに参加するように設計されています。

 

このオンラインガイドには、当社のSr. Global Servicesのリソースで作成された Asyncレプリケーションの設定までを順を追って説明しています。 概要はvSphereのものですが、プロセスはAcorpolisハイパーバイザーのものとまったく同じです。

 

ここでAysncのセットアップ手順をチェックしてください

-> https://vmwaremine.com/2015/10/26/prepare-for-the-worst-and-oh-no-need-to-hope-for-the-best-part-13/#sthash.WCGgL0nz.3fv5t4WS.dpbs

 

Acroplois HypervisorのDRについての質問 ここにコメントを残すか、@dlink7をツイッターで私を見つけてください。


3年ほど前の古い内容となりますが、Nutanix の機能としてのストレージレベルのスナップショットを利用したバックアップレプリケーション、DRに関する記事を翻訳いたしました。

 

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その2)

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この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

前回より始まりました、Lenovo XClarity に関するブログの連載ですが、今回は第2弾として、Lenovo 社が提供する XClarity Essentialsおよび XClarity Administratorに関するご紹介となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。

本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについての第二弾としてサーバー単体の管理を行うXClarity EssentialsおよびThinkSystem 製品全般よThinkAgile製品の管理を行うXClarity Administratorについてお話したいと思います。

 

  1. XClarity Essentialsとは?

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XClarity Essentialsはサーバー管理ツールのコレクションです。対象はサーバー1台に関しての管理になるので、複数台の集中管理を行う場合はXClarity Administratorをご利用下さい。

管理ツールのコレクションということですが、アーミーナイフのようにナイフであるにも関わらず、ナイフ以外の機能を備えていてキャンプにはこれ一つあれば事が足りる製品です。それがサーバー1台の管理であれば、XClarity Essentialsを利用して頂ければ管理は容易に行えます。ただし、ストレージ製品やネットワーク製品はこちらの製品に対応しておりません。

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XClarity Essentialsは3つのツールが提供されています。
1.XClarity Essentials OneCLI

 OneCLIはWindows/Linux上で稼働するポータブルなコマンドライン ユーティリティでありシステム管理のキーとなるアップデート、インベントリー管理、設定を行うことができるオールインワンのユーティリティです。これを利用してThinkSystemのすべてのファームウェアをリモートから更新可能(ドライバーはローカルのみ)です。もちろん、スクリプトによる自動化ソリューションを作成することもできます。

 

2.XClarity Essentials Bootable Media Creator

 XClarity Essentials Bootable Media Creator(略してBoMC)はオフラインでファームウェアを更新するためのブータブルメディア(ISO、USBメモリー、PXEイメージ)を作成するツールで、作成ツールはWindows/Linuxに対応しており、作成した起動メディアはOSに依存しません。ThinkSystemに加えて既存のSystem xもサポートします。

 

3.XClarity Essentials UpdateXpress

 XClarity Essentials UpdateXpressはOS上からファームウェアやドライバーをアップデートするためのポータブルなGUIツールです。(Windows/Linux対応)
 リモートからのアウトバンドでファームウェアを更新可能になっています。(Windows/Linux/VMware)

 ThinkSystemのすべてのファームウェアをリモートから更新可能です。(ドライバーはローカルのみ)

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XClarity Essentialsについてですが、先ほどThinkSystemのみならず既存のSystem xにも対応していることを記載させて頂きました。それぞれの機能に対応したツールについてはイメージを参照して頂ければと思います。

  1. XClarity Administratorについて

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XClarity Administratorは複雑さを軽減し、レスポンスを迅速化して、LenovoのThinkSystemインフラストラクチャーとThinkAgileソリューションの可用性を向上させるために設計されたエージェント不要の集中管理ソリューションです。ネットワーク上の管理対象システムを自動検出して、リアルタイムにシステムを監視してアラートを送信します。ポリシーに基づいたファームウェア管理やサーバー構成パターンの配布に加えて、OSやハイパーバイザーのデプロイをサポートします。操作性も非常によく優れたUIを持っています。

以下のXClarity Administratorの主な機能と提供する価値について記載致します。

 

XClarity Administrator: 主な機能と価値5_26_2

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直感的なグラフィカル・ユーザー・インターフェイスでダッシュボード型のインターフェイスにより、管理者は迅速に情報を見つけタスクを遂行できます。自動検出とインベントリでLenovoインフラストラクチャーを自動的に検出し、ハードウェアのインベントリ・ステータスを分かりやすく表示します。

ファームウェアの更新とコンプライアンスについて、ポリシーベースのファームウェアアップデートを使用して、ユーザー指定のファームウェアレベルの適合性を調査し、コンプライアンスに基づきファームウェアを迅速に導入することができます。構成パターンに基づいて複数システムのプロビジョニングを迅速に行います。構成パターンは一連の定義済み構成設定も含まれます。事前定義されたUEFI設定は特定のワークロード環境に対して最適なサーバー構成パターンをすぐに使用できます。

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ベアメタル・サーバーの導入をサポートします。システムをより簡単かつ迅速に提供するために、XClarity Administratorは仮想アプライアンス形式で提供されています。ベアメタル・サーバーにオペレーティング・システムまたはハイパーバイザーに簡単に導入できます。初期設定ウィザードで簡単にセットアップ可能です。管理対象もLenovo機器であればエージェントは不要で自動検出可能です。

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XClarity Administratorはハードウェアより詳細情報をXCC(XClarity Controller)・IMM2・CMM2経由で取得します。ラックビュー、シャーシマップなど、カスタマイズした内容でデータセンター内のリソースを表示することができ、CPUやメモリーなどの消費電力値から消費リソースをグラフ化して管理者が状況を把握しやすいように表示します。また、お客様のポリシーベースで情報を表示することも可能です。

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XClarity Administratorはハードウェアの障害をシステム管理者に通知をするだけでなく、ネットワークが接続されていればLenovoのサポートセンターに通知(Call Home機能)することが可能です。ThinkAgileシリーズなどのソリューション製品はリリース当初は未対応でしたが、最新バージョンからはThinkAgileシリーズもCall Home機能は対応していますので、是非設定してご利用下さい。SNMP(Simple Network Management Protocol)、Syslog、およびEメール転送などの機能も外部イベント統合ソフトウェア・ツールなどを利用してインベントリを転送することで、ハードウェア・イベントやランタイムの障害内容の集約・関連付けおよび監視を行うことができます。

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ローカルコンソールにいるかのようにエンドポイントを管理するためのリモートコントロールセッションの集中起動が可能です。これを利用することで、アプリケーションのインストールや障害対応でデータセンター行かずしてオペレーションが可能です。

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XClarity Administratorはセキュリティ管理を提供します。ユーザーにロールベースのアクセス権を付与し、ユーザーの資格情報を認証します。NIST SP 800-131A および FIPS 140-2 暗号化標準を使用して、監視対象エンドポイントとの間で高度にセキュリティ保護された通信を確立します。

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XClarity Administratorはクラウド管理との連携が可能です。REST API を活用して、Windows PowerShell スクリプトや、上位レベルのクラウド・オーケストレーションおよび IT サービス管理ソフトウェア・ツールから、思いどおりにシステムを管理できます。今度IoTなどのインフラもXClarityなどを利用して管理するようなことになるかもしれないですね。

3.XClarity Administratorのエディションについて

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最後にXClarity Administratorのエディションについて記載しておきます。無償・有償で大きな違いはサービス・サポート部分(Call Home機能)です。是非ThinkSystemを購入の際はXClarity Proで購入頂けると幸いです。

 

次回のブログはXClarity Integratorをご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。 


Lenovo 社の XClarity Essentialsおよび XClarity Administrator についてご紹介いただきました。小宮様には引き続き XClarity 関連の記事を寄稿いただく予定ですので、残り2回もどうぞご期待ください!

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その3)

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この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

全4回にわたりお送りするLenovo XClarity に関するブログの連載ですが、今回は第3弾として XClarity Integrator についてご紹介となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについての第三弾としてデータセンターの管理プロセスを簡素化と統合管理を行うXClarity Integratorをご紹介します。

 

  1. XClarity Integratorとは?

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XClarity Integratorは様々なエコシステムと連携することによりお客様のインフラ全体を可視化、管理することができます。

すでに、利用中のソフトウェア・ツールのコンソールからLenovoのインフラ全体を管理することができ、外部のアプリケーションともほぼカスタマイズなしで利用できます。傾向の可視化やドメイン間でのイベント、アラート、ログの関連付けの分析や障害トリガーへの対応を自動化することもできます。

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データセンターのプロセスを自動化することに何か意味があるのか?ということですが、インフラ環境のより早いプロビジョニングを行うことで、信頼性の高いサービスを提供するとともに、マニュアル作業を削減します。

簡素化されたITインフラを提供するにあたり、オーケストレーションなどで無駄な時間、手直しなどを排除します。

インフラストラクチャを抽象化することで、テクノロジの採用とアップデートを簡素化します。メンテナンスを簡単にしたり、サービス低下によるインシデントを少なくし、インフラの耐用年数を延長することができるようになります。

 

2.XClarity Integratorとの連携

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XClarity Integratorは様々なプラットフォームと連携します。仮想化のプラットフォームはもちろんのこと、監視ツールなどやITサービス管理ソリューションとの連携も可能です。XClarityと連携することでできる機能もあるため、少しご説明したいと思います。

 

3.XClarity Integrator For Windows Admin Center

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 XClarity Integrator For Windows Admin CenterはWindowsのハイパーコンバージド(AzureStack for HCI)などで利用する管理ツールと連携します。シングルペインでのGUIを提供し、使い慣れたコンソールを使用して、仮想および物理インフラを統合管理できます。

サーバーの情報やインベントリ、消費電力や温度などを見ることができます。

 

4.ThinkAgile XClarity Integrator For Nutanix Prism

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 ThinkAgile XClarity Integrator For Nutanix PrismはNutanixのAHVのハイパーバイザーで動作する仮想アプライアンスベースのXClarityです。Nutanixが動作しているクラスタの監視および表示およびイベント管理を行います。Lenovoサーバーを自動的に検出してIPアドレスなどの情報を手入力せずに管理できます。NutanixのPrismからXClarity Integrator for Nutanixを1クリックで起動できます。

 

5.XClarity Integrator for VMware vCenter

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 XClarity Integrator For VMware vCenterはVMwareのESXiハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンスを展開して利用するXClarityになります。ESXiが動いている物理サーバーを自動的に検出して監視を行います。ファームウェアアップデートについても、こちらのアプライアンスをベースに実行することができます。ローリングアップデートやPPA(Proactive Platform Alert)を利用することで、故障を予知してホストがダウンする前に別ホストに仮想マシンを移行することができるようになり、アプリケーションの停止を防ぐことができます。

 

仮想化環境をLenovoのサーバーで構築する際は是非利用してみてください。

 

次回のブログはXClarity 関連の残りの機能(XClarity Energy Manager / XClarity Mobileなど)をご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。


Lenovo 社が提供する XClarity Integrator についてご紹介いただきました。次回はいよいよ最後の第4回となりますので、どうぞご期待ください!

Nutanix Files 3.5 の新機能(Tech Preview)~File Analytics について~

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今回は、やってみたシリーズとして、Nutanix Files 3.5 で追加された File Analyticsについて試しに導入してみましたので、その内容をご紹介いたします。

※タイトルにもありますように、File Analytics は現時点ではTech Preview の位置づけの機能になります。Nutanix からのサポートも得られません。また、今後GA された際にはご紹介する内容と異なる可能性がある点、予めご了承ください。

それでは、ここからは内容に入っていきます。

File Analytics(日本語では ファイル分析)機能についてですが、これはNutanix Files によって提供されるファイルサーバー内のファイルへの①操作ログと②ファイルの内容に関するデータと統計を提供します。

この機能を利用するには、FileServer VM のほかに専用の Analytics VM を展開する必要があります。

Analytics VM に関する要件は以下の通りです。
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※現時点では、AOS 5.10.2.x のみが対応しており、2019/4/16 現在、最新の 5.10.3.x ではお試しいただくことができません。

続いて、展開方法についてお伝えしていきます。

他のNutanix 製品同様、とても簡単です。Prism 上で、”ファイルサーバー”を選択しますと、画面右上に表示される”ファイル分析”と表示されますので、クリックします。

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事前に、Support Portal より入手しておいたAnalytics VM(2019/4/16 現在 Version 1.0.1) のバイナリをアップロードします(AOSなどのソフトウェア アップグレードする際のイメージです)。

そして、Analytics VM の名前、IPアドレス、サブネットなどのネットワーク情報などを設定し、”展開”を押下し、しばらく待ちますと、Analytics VM の展開が完了します。

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Analytics VM 展開完了後、タブバーにある”ファイル分析”を押下し、ファイル分析機能を有効にします。022

ウィザードに従い、機能を有効にしますと、設定は完了になります。

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Prism の”ファイルサーバー”を選択し、タブバーの”ファイル分析”を押下すると、別タブとして、Analytics のUI が表示されます。大きく分けて、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できます。

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ここまで、Analytics VMの展開までお伝えしましたが、今後、具体的にどんなことができるのか、お伝えできればと思います。

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Nutanix Files 3.5 の新機能~File Analytics(Tech Preview) について(機能編)~

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前回のインストール編に引き続き、File Analytics でどういった機能を利用することができるのか、どういった情報が確認できるのか、を今回はお伝えしていきたいと思います。

前回の最後で、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できることをお伝えしましたが、それぞれ以下のような役割があります。

 

Dashboard:

ファイルの傾向、分布、および操作に関するデータを表示するウィジェットを表示します。

 

Audit Trails :

特定のユーザまたはファイルを検索し、アクティビティを監査するためのさまざまなウィジェットを表示します。

 

Anomalies:

あらかじめ作成したポリシーに基づき、例外を管理者に通知、ポリシーで規定した例外操作の傾向を表示します。

 

ここからは実際の画面を交えて、一つ一つ見ていきたいと思います。

Dashboard:

Dashboard_011
Dashboard では、ファイルサーバーの容量変動の傾向(①)であったり、ファイルサイズ、ファイルの形式(テキスト、ISO など)の分布(②)や、頻繁にアクセスするユーザやファイルの Top5 を表示(③)したり、ファイルへのアクセスが拒否されたユーザの数と割合を表示します。

Dashboard_more_01

Dashboard の"Top 5 accessd files"にある"More"をクリックし、ドリルダウンしていくと、頻繁にアクセスするファイルの Top50 まで表示することが可能です。

Audit Trails:

Audit Trails では、ユーザ、もしくはファイル単位でいつ、だれが、どのファイルに、どのような操作を行ったのかを検索することが可能です。

Audit_trails_01

 

Audit Trails の画面を表示しますと、検索ウィンドウのみがあるシンプルな画面が表示されます。

Audit_trails_02_user

ファイルサーバー内のファイルに対して、あるユーザがどのような操作をしたのか確認したい場合、”Users” をクリックして、ユーザ名(今回は、Administrator)を入植して、”Search”を押下します。

Audit_trails_03_user_2検索結果が表示されますので、ユーザ名もしくは”View Audit”を押下します。


Audit_trails_04_user1

検索したユーザーがファイルに対して、どのような操作をすることが多いのか、傾向をつかむことができます。画面右上には、対象としたい期間を選択したり、表示する対象とするファイルへの操作の種別を選択することが可能です。

Anomalies:

Anomaly_rules_01

Anomalies では、まず “Define Anomaly Rules” をクリックしAnomalies Rules(例外ルール) を定義するところから始まります。

Anomaly_rules_02

ここでルールとして定義できるのは、ユーザがファイルやディレクトリを 作成 / 削除 / 権限変更 する操作に対して、回数やパーセンテージでしきい値になり、設定したルールを逸脱する例外が発生した場合に、SMTP を利用してメール通知を行わせることが可能となります。

ここまで、File Analytics で確認できた機能について、触れてまいりました。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

最後に…

Nutanix Files Guide の File Analytics 部分には、以下の文言が再三にわたって記述されています。前回もお伝えしたように、現時点では Tech Preview 扱いとなりますので、ご注意ください。

 

Note: File Analytics is in technical preview and should not be used in a production environment.

 

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その4)

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この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

全4回にわたりお送りするLenovo XClarity に関するブログの連載ですが、今回は最終回。XClarity Mobile App と XClarity Energy Managerについてご紹介となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。連載続けてきたLenovo XClarityも今回が最終回とあります。最終回はデータセンターの運用をどこまでオペレーション可能なXClarity Mobile Appとデータセンター内の電源管理を行うXClarity Energy Managerをご紹介したいと思います。

 

  1. XClarity Mobile Appとは?

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XClarity Mobile Appはスマートフォンなどのモバイルデバイスから直接XClarity Administratorを起動することで、スマートフォンからLenovoのサーバー機器の管理を行うことができます。以前の記事でスマートフォンにUSB経由でログを収集する機能も紹介させて頂きましたが、こちらも最新バージョンから対応している機能になります。
管理者がデータセンターに行くことなくサーバーの状況を把握、オペレーションができることになりますので、迅速な障害対応なども可能になります。画面はイメージは小さくても操作はほとんど変わらないので、是非XClarityを導入時は是非試してみてはいかがでしょうか。Google PlayやApp Storeからダウンロード可能となっております。

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操作ガイドからの内容になります。スマートフォンからはUSB接続やWifi経由でサーバ―に接続します。XClarityが検出ができるようになれば画面が表示されます。

 

2.XClarity Energy Manager

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XClarity Energy Managerを説明する前に一度XClarityを整理しておきます。

XClarity AdministratorおよびXClarity Proはインフラストラクチャの集中管理を行うものでしたが、今回ご紹介するXClarity Energy Managerはデータセンターの集中型のポリシーベースのシステム電力管理するソフトウェアになります。

具体的にどのようなことを行うのか説明したいと思います。

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XClarity Energy Managerはデバイス毎の電力使用量を測定します。その測定結果をもとにデータセンターのラックごとの電力閾値の最適化などをプランニングを行います。エアフローなども考慮することも可能です。また、継続的な効率化を実現します。省電力ポリシーを定義して最適化できるように、サーバーの電力消費トレンドや最適な電源設定も可能です。

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XClarity Energy Managerで消費電力を最適化できます。サーバーの消費電力を温度監視を可視化することで、データセンター全体のリソースを管理できます。起動時、運用時の消費電力コントロール、消費電力の閾値を設定を行うことでラック単位での電力管理ができます。データセンター運用で必要な機能はすべて備えております。

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リソースの可視化に具体的なイメージをこちらの資料で載せておきます。ラック単位でのサーバーの消費電力による色分けや温度変化をグラフで出力ができます。もちろん、これらのトラップをSNMPの情報としてアラートを上げることも可能です。

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XClarity Energy Managerの主な機能をこちらにまとめておきます。XClarity Energy Managerを導入する前に一度確認して頂けると幸いです。

 

XClarityに関する説明はここまでとなります。

最後に一点だけ追加情報をご連絡いたします。

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XClarity CommunityというXClarityに関する最新情報およびQ&Aが行われているサイトがあります。こちらも合わせてご活用下さい

https://forums.lenovo.com/t5/Lenovo-XClarity/bd-p/xc01_eg

 

4回にわたりXClarityの内容をお伝えいたしました。今後Lenovoの製品はこちらのXClarityをベース管理されるソリューションが増えてきます。是非Lenovoの製品を導入した際には、XClarityの導入を忘れずにお願い致します。

 

今後ともよろしくお願い致します。


4回にわたってお届けした小宮様の連載は今回で終了となりますが、今後も寄稿いただく予定ですので、ご期待ください!


Nutanix .NEXT 2019

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こんにちは、ネットワールドの海野です。
今回の投稿はアメリカのアナハイムにて5月8日から9日で開催されているNutanixの年次イベントであるNutanix .NEXT 2019ですが、
本日よりキーノートやブレイクアウトセッションが始まりますので、その内容を中心にお送りしていきます。
(この記事は適宜アップデートしていく予定です。)

なお、ネットワールドでは.NEXT 2019の最新情報をぎゅっと濃縮してWebセミナーとしてみなさまにご報告いたします。
今年はオンライン形式での開催ですので、遠方のお客様もお気軽にお申し込みいただければとと思います。

【Webセミナー】緊急開催!「Nutanix .NEXT 2019 Anaheim最新情報」60分でまるわかり


■Nutanix Mineの発表
.NEXT 2019の前日よりパートナー向けのイベントであるPartner Xchangeも開催されておりますが、新製品としてNutanix Mineの発表がありました。
Partner Xchangeでは詳細は明かされておりませんでしたが、One Click Extended Data Servicesと題されるようにように、Nutanixのお家芸であるワンクリックがフィーチャーされています。

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また、キーノートではVeeamのEVPのRatmir Timashevが登壇し、NutanixとVeeamの協業をアピールしていました。

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Mineはワンクリックでバックアップオーケストレーションやティアリングされたデータマネジメントを行えるような製品のようです。
Mineはセカンダリストレージとして紹介されており、プラットフォームとして提供されるようです。
当初はVeeamに対応し、順次HYCU、COMMVAULT、VERITAS、UNITRENDSといったバックアップ製品にも対応していくものとのことです。

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また、ソリューションエキスポではVeeamのブースが設置されていましたので、さっそくMineについて質問してみたところ、
「今年の後半にリリースされるので正しいとは限らないよ」という条件付けで回答してもらえました。

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Q. アプライアンスということだけどNXと同じハードウェアなんですか?
A. 決まってない。まったく同じではないが似ているハードウェアになると思う。

そのあとのブレイクアウトセッションでMineの各エディションのハードウェアが公開されていました。

Small : NX-1465-G6
Medium : NX-8235-G6 2セット
Scale Out : NX-8235-G6

とのことです。

Q. ユーザーインターフェースってどんな感じなんですか?
A. 見せられるものはないけど、HTML5で提供する。

開発中の画面が公開されていました。いかにもNutanixというPRISMに似た感じですね。

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Q. チラシを見ると SMALL / MEDIUM / Scale Out という 3種類 のラインナップに見えますが、NXのバックアップ専用モデルのようにリソース固定でScale Outモデルのみ拡張ができるのですか?
A. そんなことはない。どのモデルでもスケールアウトできるようになっている。

Scale Outモデル以外は拡張不可だそうです。
運用のイメージとしてはバックアップ専用ノードであるNX-1155-G5に近いものが想定されます。

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Q. どのようなコンポーネントで構成されますか?
A. 詳しいことは言えないが、プロキシサーバーはLinuxベース、バックアップサーバーはWindowsベースだ。

プロキシサーバーもWindows Serverでデプロイされるという構成図がありました。

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Q. Windowsってことはライセンスが必要ですよね?Windowsのライセンスも含まれるんですか?
A. まだわからない。
とのことです。

その他、初期セットアップには専用のFoundation for Mineを利用するような文言もあります。

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■HPEとのアライアンスについての発表
既報の通りNutanixアプライアンスの新シリーズとしてDXが発表されています。
これについてHPEのCSOであるPhil Davisより説明がありました。

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ちなみにNutanix DXシリーズというネーミングがされていますが、DXはProLiant DLから由来しているそうで、
実機にはHPE ProLiant DXというエンブレムが刻まれていました。

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■Frame on AHVのリリース

なんと本日(2019年5月8日)よりGAとのことです。

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従来のFrameではサンドボックス(VDI)のイメージをAWSまたはAzureに展開することが必要でしたが、新たな選択肢としてオンプレミスのAHVを選択できるようになったとのことです。

以前のFrameと同様にH.264ベースのHTML5インターフェースは変わらず、オンプレミスデータを手元に置いたままにできるということです。

ブースで聞いた話ではオンプレミスのAHV上にVDIのブローカーとなる仮想マシンインスタンスと、ゲートウェイサーバーとなる仮想マシンインスタンスの2つを追加でデプロイする必要があるそうです。

(ゲートウェイサーバーはVMware HorizonでいうUnified Access Gateway、CitrixでいうCitrix Gatewayのことです。)

なお、実際の使い勝手は去年の買収発表時と同様に検証を実施して、みなさまにレポートをお届けしたいと思います。

■Xi Clusterのサプライズ発表

One More Thingとして、いわゆるNutanix on AWSが発表されました。

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これはAWSのベアメタルサーバー上にNutanixをデプロイできるようになるというもので、オンプレにあるNutanixと組み合わせて真の意味でElastic(伸縮自在)なハイブリッドクラウド環境を構築できるとのことです。

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さらにこのNutanix on AWS : Xi Clusterですが、発表後にこれに関するブレイクアウトセッションが追加され、早速受講してきました。

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Lift and Shiftということで、VMC on AWSと同様のテーマを据えてのセッションでしたが、
既にある程度の詳細が公開されていました。
実装としてはAWSのハードウェアに直接AHVをインストールして動作させるようです。

また、特別なネットワークの設定は必要なく、既存のAWSアカウントをそのまま使えるという利便性もアピールされていました。

ベアメタルインスタンスは以下のものから選択可能です。

  • i3.metal
  • m5.metal
  • m5d.metal
  • r5.metal
  • r5d.metal
  • z1d.metal

さらに実際に登壇者が20分以上に及ぶデモを披露しており、まだリリースは先ですが、現時点でもその完成度の高さが窺えました。

■Xi IoT

キーノート2日目では、まずXi IoTに関する発表からスタートしました。

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Xi IoTのカテゴリでは3つの製品が発表されました。

  • Xi IoT Cloud Instance
  • Xi IoT App Library
  • Xi IoT Sensor

Xi IoT Sensorではスマートフォンのカメラを使ったデモが行われ、2分足らずでアプリケーションが作れるという内容を披露しました。

今後、IoTが我々の生活の中でより身近になっていく中で、「誰もがカンタンにIoTを使ったアプリケーションを開発できるようにしていきたい」というNutanixのメッセージが感じられます。

例えるなら、スマートフォンにインストールされたYouTubeアプリを使って誰もが動画を作成し、YouTuberのようなクリエイターになれる、というようなイメージです。

■Nutanix Era

データベースの展開および管理を行うような、いわばNutanix版のAmazon RDSと位置付けられるEraについてもアップデートがありました。

データベースのクラスタリングへの対応やOracleへのシンプルなパッチ適用、RBAC(Roll Base Access Controll)の機能追加が行われています。

なお、.NEXT 2019と並行してDeveploper Day 2019という開発者向けのイベントも5月7日に開催されておりますが、
この内容を踏まえた記事も今後投稿していきたいと思います。

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それでは、まもなくキーノートのスタートですので、どんな発表があるのかを楽しみにしましょう!

(現地時間 5/8 15:35追記) Nutanix Mineの項目にVeeamブースでのQA内容を追記しました。

(現地時間 5/8 17:32追記) Nutanix Mineの項目にブレイクアウトセッションで発表された内容で修正しました。

(現地時間 5/9 06:52追記) Frame on AHV と Xi Clusterの項目を追記しました。

(現地時間 5/10 11:28追記) Xi Cluster (Nutanix on AWS)の項目にブレイクアウトセッションで発表された内容を追記しました。


ここからはネットワールドのフィードバックセミナーのご案内ですが、.NEXT 2019の最新情報をぎゅっと濃縮してWebセミナーとしてみなさまにご報告いたします。
今年はオンライン形式での開催ですので、遠方のお客様もお気軽にお申し込みいただければとと思います。

【Webセミナー】緊急開催!「Nutanix .NEXT 2019 Anaheim最新情報」60分でまるわかり

現場からは以上です。

Prism Pro 5.0の新機能 - 第1部:コンテキスト

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本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のPrincipal Product Manager のHarry Yang氏によるものです。原文を参照したい方はWhat’s New in Prism Pro 5.0 - Part 1: The Contextをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。


このブログは、NutanixのPrincipal Product ManagerであるHarry Yangによって書かれました。

 

企業がパブリッククラウドを選択する多くの理由の中に、普遍的に際立っているものがあります。 クラウドによって、ビジネスの俊敏性とともにインフラストラクチャやサービスなどのITリソースを緊密にマッチング、調整することで、ITをビジネスの推進力にすることができます。 エンタープライズクラウドプラットフォームとして、NutanixはAcropolis and Prismを通してオンプレミスのデータセンターにこの利益をもたらしています。

 

ジャストインタイム予測は、Prism Pro 5.0で導入されたばかりの新機能です。 これにより、ワークロードの増加に基づいてインフラストラクチャリソースを分析、計画、および最適化できます。 ジャストインタイム予測は、X-FITの機械学習技術に基づいており、かつてないほどシンプルに設計されています。 このブログでは、Prism Proの背景を共有し、その用語について詳しく説明します。 第2回では、Prism Pro 5.0の新機能および機能強化について説明します。

 

Nutanixの当初からの目標は、複雑さを増すことなく、インフラストラクチャの管理に役立つシステムとツールを提供することによって、ITエクスペリエンスを容易にすることです。 シンプルさは私達の指針となる設計原理であり、そして Prism はその考えの結果として作成されました。 Prismの目標は、データセンターの運用から「管理」を排除することです。

 

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Prism Starter

Nutanixはこの6年間、堅牢で分散された、使いやすいPrismプラットフォームレイヤーの構築に費やしました。このレイヤはフルスタックのクラスタ管理から始まり、後にマルチクラスタのビューと制御に拡張されました。その過程で、このプラットフォームに組み込まれたワンクリックアップグレードが非常に人気になりました。ワンクリックアップグレードで、ビジネスの中断や以前のエンタープライズソフトウェアプラットフォームの困難なアップグレードプロセスを伴うことなく、各リリースで提供されるすべてのパフォーマンスの向上と新機能を自由を手に入れました。このPrismプラットフォーム層をPrismStarterと呼びました。 あなたがNutanixソリューションを購入するときはいつでも、Prism Starterは含まれています。

 

Prism Starterの5.0リリースでは、PrismでNutanix Cluster Checkを実行でき、I/Oメトリクスを視覚化する新しい方法、VM管理の拡張機能、カスタマイズ可能なエクスプローラ、ネットワークの可視化、およびセルフサービスポータルが新しい UI として表示されます。

 

 

Prism Pro

Prism は、コンピューティング、VM、ストレージの各レイヤーに渡ってマシンデータを収集します。 このデータは、日常のデータセンター運用の効率と品質を向上させ、さらにITを簡素化するのに役立つ貴重な洞察を提供します。

 

Nutanixはまた、最高のインテリジェンスアルゴリズムをデータセンター管理に取り入れる、機械学習技術X-FITも開発しました。 Prism Proはその取り組みの成果であり、オペレーショナルインテリジェンスとパーソナライズされた洞察を提供します。

 

 

Management Interfaces

顧客は、Prism ElementとPrism Centralの2つのコンソールからすべてのPrism機能にアクセスできます。 (次の図は、これら2つのコンソールの関係を示しています。)Prism Elementは、クラスターに組み込まれている分散コンソールで、単一クラスターの管理コンソールとして機能します。 Prism Centralコンソールは複数のクラスターを管理するために使用され、クラスター全体で一元的なビューと構成を提供します。 Prism Proをお持ちのお客様は、Prism Centralのすべての機能にアクセスできます。

 

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過去6年間で、Prismは単一のクラスタ管理フロントエンドから完全なインフラストラクチャ管理ソリューションへと進化しました。 各リリースで、私たちはより多くの価値を提供し、この進化を加速させるよう努めています。パート2では、5.0リリース向けに開発した新機能について説明します。 乞うご期待。

  

Disclaimer: This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.


こちらは、2年ほど前の Blog となりますが、Prism と Prism Central の機能に関する記事を翻訳させていただきました。

 

記事担当者: SI技術本部 キタガワ (@Networld_NTNX

IBM Multicloud Managerの資料を公開しました

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みなさま、こんにちは。

これまで IBM Cloud Privateのインストールや付属ソフトウェアのインストール方法などなどご紹介してきましたが、今回IBM Cloud Private上で稼働する IBM Multicloud Manager について製品の説明と実際に環境を構築し、本当にハイブリッド/マルチクラウドな環境で稼働させることができるか?を検証し、資料として公開させていただくことになりました。  

インストールに関しての記事は公開させていただいておりましたが、バージョンも変わり機能面も強化されてきておりますのでぜひご覧いただければと思います。  

・ハイブリッド/マルチクラウド時代に欠かせない、理想的なKubernetes運用の秘訣

・検証:Kubernetesのオーケストレーション強化でマルチクラウドはどう変わるか

以上になります。ありがとうございました。

すずきけ

Prism Pro 5.0の新機能 - 第2部:新機能

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本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のPrincipal Product Manager のHarry Yang氏によるものです。原文を参照したい方はWhat’s New in Prism Pro 5.0 - Part 2: The New Featuresをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。


このブログはNutanixのPrincipal Product ManagerであるHarry Yang氏によって書かれました。

 

第1回では、Prismが単一のクラスタ管理のフロントエンドから、完全なインフラストラクチャ管理ソリューションにどのように進化したかについて説明しました。 このブログでは、5.0リリースの一部として開発した新機能を紹介します。

 

ジャストインタイム予測

私達の顧客と話すことより、あらゆる規模の企業がビジネス要求とともに ITを調整したいということを学びました。 この取り組みの一環として特定された3つの課題は次のとおりです。

 

・インフラストラクチャをいつ拡張または最適化するかが顧客に確証がない場合における、ビジネスの成長を妨げるリスク。 何度も、顧客は唐突に襲われる。

・顧客がビジネス要求に合わせたITインフラストラクチャの拡張を容易に行なう方法がない場合、資本の非効率的な使用。

・ITチームがデータを収集し、分析し、必要なものを見つけ出すのに何日もかかる場合、費用のかかるITスタッフの時間の浪費。 この時間は、より価値の高いタスクに対処するためにより適しています。

 

 

 

2016年初頭の最初のリリース以来、Prism ProにはX-FIT搭載のキャパシティ需要傾向予測機能が含まれています。 この機能は当て推量を排除し、現在のリソースの振る舞いを容易に理解できるようにし、拡張または最適化を検討する必要があるときに正確に通知します。

 

5.0リリースで、Prism Proはジャストインタイム予測と呼ばれる新機能を追加します。 X-FITを搭載し、シンプルに設計されているため、ワークロードの要求に合わせてリソースを計画および最適化することができます。 容量消費の傾向分析とジャストインタイム予測を組み合わせることで、上記の課題を克服できます。

 

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Prism Centralコンソールには、「Planning」と呼ばれる新しいメニュー項目もあり、リソースが不足している可能性があるものを特定するのに役立ちます。 「Planning」ページには、すべてのクラスタのrunways(リソースがワークロードを維持できる残りの日数)の結果がリストされます。

 

あなたはいずれのクラスタをクリックした場合にも現在の消費動向の詳細を知ることができます。 クラスタが不足している場合は、ジャストインタイム予測フローを開始して、いつ、どのくらいの容量が必要になるかを調べることができます。

 

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ジャストインタイム予測ページを使用すると、次のことがわかります。

 

・クラスタが容量不足を予測した場合、どれだけの拡張が必要か

・新しいワークロードを追加した後にクラスタに十分な runwayがあるかどうか

・現在のワークロードがその動作を変更した場合にクラスタを拡張する必要があるかどうか(例:需要の急増、M&A、マーケティングプロモーションなどによるワークロードの高騰)

・新しいクラスタがそのワークロードをサポートするために必要な時期とキャパシティ

・新しいクラスタをサポートするのに最適なクラスタはどれか

・ステージング環境から本番クラスタにノードを移動した場合のキャパシティへの影響

 

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この機能は、以下の理由によりIT とビジネスがより緊密に連携することを可能にします。

 

・X-FITと呼ばれる機械学習技術によって実装されており、いつ、何を必要とするかを正確に反映するとともに、ビジネス成長を妨げるリスクを取り除くように設計されています。

・システム規模の拡大に応じた支払い計画を可能とするように設計されています。

  結果として、あなたの資産はより効率的に利用されるでしょう。

・ワンクリックレコメンデーションやワークロードフレンドリーなシナリオ定義などを含むシンプルさが組み込みまれております。

 

監視とトラブルシューティングの検索機能強化

今年の初めに、Prism Proのリリースの一部として新しいPrismサーチ機能を導入しました。 私たちの顧客の多くは、管理を必要とする何百、何千ものリソースを素早く見つけるためにすでに利用いただいています。 このリリースでは、その使用方法を監視とトラブルシューティングに拡大しています。

 

5.0リリースのPrism サーチ機能には、2つの大きな機能強化があります。 まず、タイトル、ソース、およびカテゴリでアラートを検索できるようになりました。 これは、一般的な根本的な原因を示している可能性があるクラスタのアラートを調査する場合に特に役立ちます。

 

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次に、該当する症状を検索することで隠れた問題を特定する検索を使用できるようになりました。 このリリースでは、検索文字列で式を使用し、その式をメトリックと組み合わせて特定の症状を持つVMを見つけることができます。 たとえば、IOPSが20未満のすべてのVMを検索することでゾンビVMを見つけることができます。

 

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Prism サーチへアクセスしやすくするために、リンク先ページも刷新しました。 Prism サーチのページを開くと、自分の環境で使用できるサンプルクエリのリストが表示されます。 それらのいくつかはあなたのリソース名も含んでいます。 Prism サーチは、これらのサンプル検索文字列を環境から直接生成します。 これにより、新機能にすぐに慣れるだけでなく、すぐに使用することもできます。

 

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スケーラビリティ

すべてのPrism Pro機能は、Prism CentralコンソールをホストするVM内にあります。 今回のリリースでは、Prism ProがサポートできるVMの数が12,500に増えました。これは、わずか6か月前から250%増加しました。

 

私たちはあなたをPrismの個人的なガイド付きツアーに招き、Prism内のさまざまなインターフェースと新機能を紹介する一連のブログを見直すことを勧めます。

 

すべてのイノベーションサイクルにおいて、私たちは、日々のIT運用により大きな価値、シンプルなフローを IT運用のより広い範囲に対して提供するように努めております。そのためには、私たちはあなたから話を聞く必要があります。 コミュニティフォーラムに参加して、あなたの考えや経験を私たちと共有してください。 データセンター管理の作業をこれまで以上に簡単にするために、一緒にこの旅に出ましょう。

 

Disclaimer: This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites, and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.

 


第一部 の Prism Pro 5.0の新機能 - 第1部:コンテキストについても翻訳しておりますので、ご興味ある方は合わせてご確認ください。

 

記事担当者: SI技術本部 キタガワ (@Networld_NTNX

Arcserve UDP 7.0 で Nutanix AHV 環境のエージェントレスバックアップをやってみた

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こんにちは、ネットワールドの海野です。

2019年5月7日にリリースされた Arcserve UDP 7.0 では、Nutanix AHV 環境の仮想マシンを
エージェントレスでバックアップできるとのことでしたので、早速試してみました。

 

この投稿では基本的な動作確認を目的として、

  • Arcserve UDP における Nutanix AHV 環境でのバックアッププランの作成
  • エージェントレスバックアップの実行
  • リストアおよびその結果確認

といった内容で進めていきます。

 


  • Arcserve UDP における Nutanix AHV 環境でのバックアッププランの作成

まずはUDPの管理コンソールにログインし、[リソース]タブから[プラン]を選択し、
[プランの追加]を実行します。

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ここではプランの名前を[Nutanix AHV Test]としました。

また、タスクの種類は[バックアップ: ホストベース エージェントレス]を選択し、バックアップ プロキシは既存のものを設定しています。

そして、AHVクラスターに存在する仮想マシンをバックアップ対象として
登録するために、[Nutanix AHV からのノードの追加]をクリックします。

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AHVクラスターの情報を入力する画面が表示されますので、各項目を埋めて、[接続]をクリックします。

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認証に成功すると仮想マシン一覧が表示されますので、バックアップ対象にチェックを入れ、[保存]します。

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保護したい仮想マシンが登録されていることを確認したら[保存]します。

※このとき、保存先の設定(デスティネーション)やスケジュールなども必要に応じた設定を実施してください。

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これでNutanix AHVのエージェントレスバックアップを実行する準備が整いました。

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  • エージェントレスバックアップの実行

先ほど作成したプランを右クリックし、[今すぐバックアップ]を実行します。

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ここではデフォルトのままバックアップを実施しました。

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[ジョブ]メニューに遷移すると、バックアップジョブが進行中であることが表示されています。

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ジョブの[詳細]をクリックすると、進捗や推定残り時間などが表示されます。

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これで正常にバックアップが完了しました

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  • リストアおよびその結果確認

それでは先ほど取得したバックアップファイルからAHVクラスターへリストアできるのかを確認していきましょう。

まず、障害が発生してしまった状況を想定してPRISMから仮想マシンを削除します。

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UDPの管理コンソールからAHVのノードを指定し、[リストア]を実行します。

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ここでは[VMの復旧]を選択します。

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リストアしたいバックアップイメージを指定し、[次へ]で進みます。

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必要に応じた設定を入力し、[次へ]をクリックします。

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認証情報を入力し、[OK]をクリックします。

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リストアの内容を確認し、[完了]でリストアを開始します。

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[詳細]をクリックすると、リストアの進捗状況がわかります。

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無事リストアジョブが完了すると、削除した仮想マシンが復旧していることが確認できます。

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まとめ

というように、Arcserve UDP 7.0ではNutanix AHV環境でも簡単に仮想マシンの
エージェントレスバックアップができることがお分かりいただけるかと思います。

Nutanix環境に対してさまざまなメディアへのバックアップ取得がカンタンに実現できるArcserve UDP 7.0との組み合わせをぜひお試しください。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

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